Cat Chase!!


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"無垢なる白"(ブランピュール) 相馬(そうま)白百合(しらゆり)キャラシート(PC1:Hyoga)
"海狼"(カイロウ) 三鉾(みつほこ)瑠璃(るり)キャラシート(PC2:いーさにうむ)
"-" 室鶴(むろず)(けい)キャラシート(PC3:雷鳥)

【Index】

オープニング:相馬白百合
オープニング:三鉾瑠璃&室鶴彗

ミドルフェイズ1
ミドルフェイズ2
ミドルフェイズ3
ミドルフェイズ4

クライマックス

バックトラック

エンディング1
エンディング2
エンディング3

【プリプレイ】

GM:◆◆◆◆◆
GM:Preplay
GM:◆◆◆◆◆
GM:本日はお集まりいただきありがとうございます。
GM:割と突発めセッション、『Cat Chase!!』、始めさせていただきます。
GM:まずは自己紹介より!!
GM:PC1、相馬さんから!
相馬 白百合:はい!
相馬 白百合https://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYg8_j8AIM
相馬 白百合:「ふふっ、そこは既に私の”領域”ですよ」
相馬 白百合:オルクス/ソラリス/キュマイラのトライブリード。幻想種であるユニコーンの因子を持ちます。
相馬 白百合:清廉潔白にして純情可憐。純粋培養のチルドレン。学校が無い時は看護助手をしたり、拳法の型を練習したりしています。
相馬 白百合:デザインは交渉型! 《束縛の領域》で動きを止めるぞ!
相馬 白百合:昨日生まれた初稼働キャラのため、ロールはすべてアドリブですがよろしくお願いします!
GM:オーライ! ユニコーンに相応しい清廉さというわけね!
相馬 白百合:そういうこと!
GM:ハンドアウトはこちら!
ハンドアウト:PC1 HO1 シナリオロイス "しゃべる猫"
君はUGNに協力的な存在だ。
ある日君は、一匹の猫がもう一匹の猫に求愛し、フられる様を目にする。
失意のまま去る猫は、確かに君に聞こえる言葉で語りかけた。『見せもんじゃねぇぞ』と。
GM:続いてPC2、三鉾さん! お願いします!
三鉾 瑠璃:はーい!
三鉾 瑠璃http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY7Yzj7QIM
三鉾 瑠璃:「ごきげんよう、やどりちゃん。……ではなくて、支部長さん! 今日はどんなご用事かしら?」
三鉾 瑠璃:三鉾瑠璃(みつほこ・るり)、数ヶ月前に第9支部に移籍してきた武闘派チルドレンです。
三鉾 瑠璃:いいところのお嬢様でしたが、遺産に触れて覚醒。R案件化していたところを強羅瑠璃率いる部隊に鎮圧され、UGNの保護下に入りました。
三鉾 瑠璃:移籍先の第九支部を支部長に案内された際、彼女をチルドレンの一人だと誤認してしまい、「やどりちゃん」と呼んでしまう癖が抜けないようです。
三鉾 瑠璃:シンドロームはキュマイラ/ウロボロス。幻想種・スキュラの因子を持ち、遺産によるレネゲイドの励起で、下半身は常に“スキュラ”の形状のまま。
三鉾 瑠璃:すなわち、腹から炎の牙を持つ三ツ首の猛犬・ケルベロスが生え、足は人間のそれでなく蛸の脚、という状態。
三鉾 瑠璃:そのため、《天使の外套》で腰から下を「人間の姿」に描き変えて日々を過ごしています。
三鉾 瑠璃:建物内では蛸の脚によるぺたぺた音を誤魔化すために、裸足になっている(ように見せている)ことが多いとか。
三鉾 瑠璃:性能は、キュマイラの高火力エフェクトを活かしたシンプルな単体キラー。固定値の暴力をしっかり叩きつけていきたい! 以上です!
GM:はいな! 高火力ガール!!
GM:ハンドアウトはこちら!
ハンドアウト:PC2 HO2 シナリオロイス "リトル・ライト・ブルー" 速水やどり
君はUGNに協力的な存在だ。
ある日君は、N市第九支部の支部長、速水やどりから呼び出される。
緊急の案件。しかして、その中身は『猫探し』だという。
GM:最後、PC3! 室鶴くん! お願いします!
室鶴彗:はい!
室鶴彗https://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYjaTJ8wIM
室鶴彗:「こんにちは、UGNです、助けにきました!」
室鶴彗:室鶴彗(むろず けい)、新人エージェントです。若くして活躍しているツーリング好きの好青年。
室鶴彗:母親もUGNエージェント。親子で大N市を守るぞ!
室鶴彗:シンドロームはエグザイル/モルフェウス。現地にバイクで駆け付け、そのまま銃に変換して戦うぞ!
室鶴彗:ハンドレッドガンズで無数の銃を生成し、クリスタライズで一網打尽!
室鶴彗:顔はいかついが(PLの性癖)中身は優しい好青年となっております。
室鶴彗:女性二人ということでがんがん前線に立って護って敵をなぎ倒してやるぜ!以上!
GM:好青年……ステキね……
室鶴彗:エスコートできるように頑張ります!
GM:ハンドアウトはこちら!
ハンドアウト:PC3 HO3 シナリオロイス "ZLG"セル
君はUGNに協力的な存在だ。
N市内にて、最近活動を開始したFHセルがある。その名を"ZLG"。
アニマル・オーヴァードを求めるというそのセルが、UGNの車両を襲撃したというのだ。
GM:それでは今回予告(トレーラー)!!
■トレーラー■ 猫ちゃん猫ちゃん 逃げ出した
檻の中から 逃げ出した
だって外には 待ってるの
ステキなステキな……雌猫(おんなのこ)!!
ダブルクロス The 3rd Edition 「Cat Chase!!」
ダブルクロス――それは裏切りを意味する言葉。
GM:それでは本編開始していきます、よろしくお願いします!!
三鉾 瑠璃:よろしくおねがいしまーす!
相馬 白百合:よろしくお願いします!
室鶴彗:よろしくお願いします!

【オープニング1】

GM:◆◆◆◆◆
GM:OP 相馬白百合
GM:◆◆◆◆◆
GM:登場侵蝕をお願いします。
相馬 白百合:32+1d10
DoubleCross : (32+1D10) → 32+7[7] → 39

GM:-----
GM:N市 第九地区
GM:-----
GM:長かった梅雨も終わり、太陽が眩しくなり。蝉なども鳴き始める、そんな季節。
GM:地区を散歩していた君は、二匹の猫がじゃれ合っているのを見かけます。
相馬 白百合:雑踏に塗れる世界に白が舞う。
相馬 白百合:歩幅は小さく、動きは淑やかに。
相馬 白百合:彼女は無垢なる白。その名は相馬白百合。
相馬 白百合:幻想なる清廉、一角獣の奏者である。
相馬 白百合:最も、今は猫に夢中である。
相馬 白百合:(かわいい……)
GM:白猫に向けて虎猫がすり寄っていますが……
相馬 白百合:(ああっ、ダメよ。近づいたら逃げてしまうわ)
白猫:「……にゃっ!!」ぺしん、と、尻尾で一蹴。
虎猫:「ふにゃ……!」面食らったような表情。
白猫:ひょいひょいと、塀を乗り越え、どこかへと去っていってしまいます。
虎猫:茫然と一匹、取り残される虎猫。
相馬 白百合:(ああっ……堪えるのよ、虎猫さん。純粋な思いはすべてにおいて優れるの。諦めないで)
虎猫:しょんぼりとした様子で、あたりをきょろきょろと見まわし……君と目が合います。
相馬 白百合:「あら……こんにちは、虎猫さん」微笑みを浮かべて会釈する。
虎猫:そのまま、虎猫はとことこと君の方まで歩み寄ってきて。
相馬 白百合:膝を曲げて視線を下ろします。
虎猫:「にゃーん」となくと同時に。君の脳裏に、声が響きます。
虎猫:『……見せもんじゃねぇんだぞ、散れ散れ!!』
相馬 白百合:(————は?)ぽかーんと目を丸くします。
相馬 白百合:周囲を見渡し、誰かいるか確認しましょう。
虎猫:そのまま、すれ違うように。しゃがんだ君の横をすり抜けて、走り去っていきます。
相馬 白百合:「あっ!」気を取られている間に抜けられてしまう。去っていく後ろ姿だけを見ている。
GM:……ほんのわずかに感じるのは、レネゲイドの残滓。
GM:この地区で、野良のExレネゲイド……アニマル・オーヴァードは果たして登録されていたでしょうか。
相馬 白百合:「どうやら私は、猫の国に招待されてしまうみたいです」単純に覚えがない。ひとりごちる。
相馬 白百合:「ふふっ、皆さんにもおすそ分けに参るとしましょう」
GM: 
GM:シーンカット。ロイスの取得のみ可能です。
相馬 白百合:虎猫 〇ご招待?/礼儀 で取得します
GM: 

【オープニング2】

GM:◆◆◆◆◆
GM:OP 三鉾瑠璃&室鶴彗
GM:◆◆◆◆◆
GM:-----
GM:N市 第九地区 UGN支部
GM:-----
GM:あなたたち二人は、UGN第九支部は支部長室に呼び出されていました。なんでも、急ぎの任務があるようです。
速水 やどり:「……よくお越しくださいました、三鉾さん、室鶴さん」出迎えるのは、小学生にして第九支部長。速水やどりの姿です。
三鉾 瑠璃:シーンイン:三鉾 瑠璃の侵蝕:+6(1d10->6) ((侵蝕:45->51))
室鶴彗:1d10+35
DoubleCross : (1D10+35) → 3[3]+35 → 38

三鉾 瑠璃:「ごきげんよう、やどりちゃん」「……じゃなくて、支部長さん!」 またやってしまった、と、少しバツが悪そうに。
三鉾 瑠璃:青味かかった背まで伸びたサラサラの髪。黒いレース風のワンピース。脚は何故か素足。ぺたっぺたっ、と音を響かせて。
室鶴彗:「支部長、何かご用件でしょうか。」
速水 やどり:「もう、三鉾さん。人の前ですよ。注意してくださいね」窘めるように。言葉ほど怒ってはいない。
室鶴彗:バイクで駆け付けたのだろう。外の空気と、ライダースジャケットを身に着けて
三鉾 瑠璃:「はぁい、ごめんなさい。今後も気をつけます……」 こちらは結構しょんぼり。何度も言ってしまうので気にしているのだ。
室鶴彗:(きっと仲がいいんだろうな...どうして裸足なんだ?)
三鉾 瑠璃:「それと、初めまして! 室鶴さんとおっしゃるのね」
室鶴彗:「は、はい!はじめまして。室鶴彗といいます」
三鉾 瑠璃:「うふふ、素敵なジャケットね! どうぞよろしくお願いします」 優雅にぺこり、と一礼。
室鶴彗:「よろしくお願いします。」がばっと礼をして。きれいな人だ。
三鉾 瑠璃:「じゃあ、自己紹介も終わったし……ね、支部長さん。今日の“主菜”はなにかしら?」「ファルツハーツ、ゼノス、それとも裏切り者(ダブルクロス)?」
室鶴彗:「できれば胃に負担のかからないものがいいですね」少し笑って
速水 やどり:「さて、お二人をお呼び立てしたのは他でもありません。実は、探して確保してもらいたいものが、あるというか、いるというか……」ちょっとバツの悪そうな顔をして。
速水 やどり:「その。猫を、探していただきたいんです」
三鉾 瑠璃:「確保……ですか?」 きょとん、と。
三鉾 瑠璃:「しかも、猫ちゃん?」
室鶴彗:「ーー猫探し、ですか」
速水 やどり:「はい。コードを"トラキチ"。本来第四支部へと移送される予定だった、オーヴァード・キャットです」そう言って、写真を取り出す。
GM:見た目上は何の変哲もない、虎猫が映っている。
室鶴彗:「...とらねこだ」
三鉾 瑠璃:「オーヴァード・キャット!」 耳慣れない言葉に驚いたように、写真を見る。どう見ても虎猫だ。
三鉾 瑠璃:「ええと……トラキチ、さん? どうして逃げちゃったのかしら。UGN(ここ)は怖いところじゃないのに」
三鉾 瑠璃:「迷子になってるなら可哀想ね。探してあげなきゃ」
速水 やどり:「えぇ。迅速な保護をお願いします。これは、正式な任務であるということをお忘れなく。……場合によっては、交戦の可能性もありますから」
室鶴彗:「第四支部へ輸送されるということは何か特別な能力でも?」
室鶴彗:「って交戦?猫探しに、ですか」
三鉾 瑠璃:「あら。あらあら」少し、笑みを深くして。
速水 やどり:「基本的には、非常に高い知能を有することが能力です。……近頃地区内で、アニマル・オーヴァードを専門に扱うFHセルの活動が確認されていますので」
室鶴彗:「動物を使ったFHセルですか...。」
速水 やどり:「今回の件にも、絡んでくることが想定されます。……わざわざ、あなた方に依頼を出すのは、『そういうこと』だとご理解ください」
三鉾 瑠璃:「じゃあ、お話もできるのね? かわいい猫ちゃんだもの、傷付けるのはかわいそうだわ」
三鉾 瑠璃:「ええ、でも、これは任務ですもの!」「お任せくださいな、支部長さん」
室鶴彗:「分かりました。警戒しつつ尽力します。」
GM: 
GM:シーンカット。ロイスの取得のみ可能です。
三鉾 瑠璃:“トラキチ” P:◯庇護/N:不安 で取得します。
室鶴彗:ロイスは保留で!
GM: 

【ミドルフェイズ1】

GM:◆◆◆◆◆
GM:Middle-01
GM:◆◆◆◆◆
GM:合流シーンです。全員登場!
三鉾 瑠璃:シーンイン:三鉾 瑠璃の侵蝕:+4(1d10->4) ((侵蝕:51->55))
相馬 白百合:39+1d10
DoubleCross : (39+1D10) → 39+2[2] → 41

室鶴彗:1d10+38
DoubleCross : (1D10+38) → 2[2]+38 → 40

GM:-----
GM:N市 第九地区 UGN支部
GM:-----
三鉾 瑠璃:「では、室鶴さん! さっそく、迷子の猫ちゃんを探しにいきましょう」
三鉾 瑠璃:「ところで、そのジャケット……バイクかなにかにお乗りになるの?」
室鶴彗:「あ、はい。そうなんです」
三鉾 瑠璃:支部から出口方面に歩きつつ、話しかける。興味津々な顔。
室鶴彗:「オーヴァードとしていくらでも早く移動する手段はありますが...」
室鶴彗:「やっぱりバイクは格好いいです。」
三鉾 瑠璃:「まあ、素敵!」 ぽん、と一つ手を叩いて。
室鶴彗:「それに自分でいろいろ弄れるのは楽しいですからね。」
三鉾 瑠璃:「じゃあ、せっかくですし。後ろに乗せてくださらない?」「その方が、きっと早く見つかるでしょうし」
室鶴彗:「お、いいですね。是非とも」
三鉾 瑠璃:言いつつ、扉を開けようとします。
相馬 白百合:しゃなり、しゃなり。白い羽が舞うように、ゆったりとしたステップで少女がやってくる。
相馬 白百合:そろり、そろり。秘密を覗き込むように、やさしい両手で少女はドアを開く。
相馬 白百合:「……あら!」広がる景色と思いきや、目の前には女の子。
室鶴彗:「ん...?」
三鉾 瑠璃:「まあ!」 扉の向こうに現れた白い少女に、脚を思わず止める。
室鶴彗:「おっと」
相馬 白百合:「ごめんなさいね。間が悪かったみたい」
三鉾 瑠璃:「こちらこそ、お怪我はないかしら?」
相馬 白百合:「ええ。優しい貴女、お名前は?」
相馬 白百合:「そして、貴女の騎士様にもお伺いしても良いかしら?」
室鶴彗:(きっ騎士!?)
三鉾 瑠璃:「三鉾瑠璃よ。“海狼”とも呼ばれているわ」「あなたのお名前も教えてくださる?」
室鶴彗:「はっ、はい。室津彗といいます。よ、よろしくお願いします!」
三鉾 瑠璃:「うふふ、さしずめ、白馬の王子様ならぬ、機械馬の騎士様ね!」
室鶴彗:「馬の扱いであればなれていますとも。」
相馬 白百合:「三鉾さんに室鶴さん。良いお名前ね。私は相馬白百合。白百合って呼んでね」
相馬 白百合:「そして、室鶴さん。貴方は馬の扱いに慣れているとのこと」
相馬 白百合:「ふふっ、お手柔らかに」
三鉾 瑠璃:「白百合さん、とってもお似合いのお名前ね!」
室鶴彗:「はい。移動であれば。」
相馬 白百合:「ありがとう。貴女はとってもキュートで、貴方はとっても誇らしいのね」
三鉾 瑠璃:「ところで、ここに来たのだから、ここにご用事があったのでしょう?」「私たち、今からお仕事なの」
相馬 白百合:「あら、それはごめんなさい。お仕事の邪魔だったかしら?」
三鉾 瑠璃:「いいえ、とんでもない! 素敵な人との出会いは、いつだって大歓迎だわ」
三鉾 瑠璃:「でも、私たちがゆっくりしていると、猫ちゃんがきっと寂しがるから」
相馬 白百合:「あら、奇遇! 気持ちだけじゃなくて、目的も同じなのね!」
室鶴彗:「それは、もしかして」
相馬 白百合:「ええ。私もね、猫を探しているの」
三鉾 瑠璃:「まあ!」「もしかして、その猫ちゃんは虎柄のキュートな子だったりするのかしら」
室鶴彗:思わず顔を見る。偶然の一致だ。
相馬 白百合:「!」びっくりして、嬉しそうに三鉾さんの手を取ります。
相馬 白百合:「ええ! 虎柄のワイルドな子よ!」
三鉾 瑠璃:驚きつつも、白百合さんの手をぎゅっと握り返し。「ねえ、室鶴さん」「白百合さんも、ご一緒してはだめかしら?」
相馬 白百合:「だめかしら?」同じように目線を送る。
室鶴彗:(き、きれいな人だ)
室鶴彗:「構いません!よろしくお願いします」
室鶴彗:「三人ですか...サイドカー、となると細かい路地には適してないかもしれませんね」
室鶴彗:「バイクはまたの機会、かな」
相馬 白百合:「あら、貴方のテクニックを知れないのは残念ね」
三鉾 瑠璃:「ええ、バイクは残念だけれど!」「今は、お二人とお話しながら歩くのも楽しそうだと思っているの」
室鶴彗:「はは、またの機会に。」
三鉾 瑠璃:「じゃあ、早速いきましょう!」「猫ちゃんが遠くに行ってしまう前に」
相馬 白百合:「ええ! 参りましょう!」
室鶴彗:「行きましょう。」(男子一人でいいのかなあ...。)
GM: 
GM:シーンカット。ロイスと調達が可能です。
相馬 白百合:三鉾 瑠璃 〇愛らしい/ぺたぺた……?
三鉾 瑠璃:相馬白百合 P:◯親近感/N:劣等感 で取得します!
室鶴彗:とらきち 発見〇/探索
室鶴彗:調達はボデマ!
相馬 白百合:5dx+3=>20 ブラックアビス対象
DoubleCross : (5R10+3[10]>=20) → 9[6,7,7,8,9]+3 → 12 → 失敗

室鶴彗:2dx+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 3[2,3]+1 → 4

室鶴彗:以上!
三鉾 瑠璃:調達は……特に使うものがないので、ボデマチャレンジでも。
三鉾 瑠璃:2dx+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 9[2,9]+1 → 10

三鉾 瑠璃:残念。失敗です。以上~
GM: 

【ミドルフェイズ2】

GM:◆◆◆◆◆
GM:Middle-02
GM:◆◆◆◆◆
GM:情報収集シーン。シーンプレイヤーは室鶴くん、他任意登場!
相馬 白百合:41+1d10
DoubleCross : (41+1D10) → 41+7[7] → 48

室鶴彗:1d10+40
DoubleCross : (1D10+40) → 6[6]+40 → 46

三鉾 瑠璃:シーンイン:三鉾 瑠璃の侵蝕:+10(1d10->10) ((侵蝕:55->65))
GM:それでは、今回収集してもらう項目はこちら。
■情報収集■
・UGN護送トラック襲撃事件〈情報:UGN〉6
・"トラキチ"〈情報:UGN〉〈知識:レネゲイド〉7
・"ZLG"セル〈情報:UGN、裏社会〉7
室鶴彗:トラック行きます!コネ:UGN!4dx+1
室鶴彗:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 9[3,4,8,9]+1 → 10

GM:お見事成功! 開示はまとめてやってしまうので、お次の方々もどうぞ!
三鉾 瑠璃:“トラキチ”調べます。コネ:UGN幹部使用。ダイス4個、技能値2、DB+1です~
三鉾 瑠璃:5dx+2>=7
DoubleCross : (5R10+2[10]>=7) → 7[2,4,5,6,7]+2 → 9 → 成功

相馬 白百合:5dx=>7 "ZLG"セル〈情報:UGN、裏社会〉7
DoubleCross : (5R10[10]>=7) → 10[5,5,6,8,10]+4[4] → 14 → 成功

GM:皆さん天晴だな では情報開示!
・UGN護送トラック襲撃事件
衣料品を運搬するトラックがN市内の道路で事故を起こした……というカバーストーリーを流している、実際はFHによる襲撃事件。
第四支部に運び込まれる予定だった生体含む資材を輸送するトラックが被害に遭い、積み荷を一部喪失した。
その中には脱走したアニマル・オーヴァードも含まれる。
・"トラキチ"
第四支部に運び込まれ、検査を受けるはずだったアニマル・オーヴァード。
《ドクタードリトル》を所持し、人間の言葉を解する雄猫。
無類の雌猫好き(おんなずき)であり、レネゲイドウィルスの因子を有する猫の繁殖を抑えたいUGNが必死になって捕まえた過去がある。
→"トラキチ"の行方 が解放されました。
・"ZLG"セル
ズーロジカルガーデン・セル。通称はZLG。
アニマルオーヴァードを集めて戦力に仕立て上げているセルである。
この街においても、"ズーキーパー・スリー"を名乗るエージェントが暗躍中である。
→"ズーキーパー・スリー"について "ズーキーパー・スリー"の手駒について が解放されました。
GM:情報開示は以上! 続きの調査は次以降のシーンで!
GM: 
室鶴彗:心地よい振動。街を一つのバイクが風に任せて進んでいる。
室鶴彗:いつもなら一人で遠慮なく進むが、今日はそうもいかない。
室鶴彗:なんていったってお嬢様を背後に、ふかふかのサイドカーにもう一人乗せているのだから。
三鉾 瑠璃:「とっても素敵ね! 風がこんなに気持ちよく吹き抜けていくなんて!」 髪を右手で抑えながら、左手で室鶴さんにぴったりとしがみついている。
相馬 白百合:「ええ、最高!」
室鶴彗:「片手で大丈夫ですか!髪が崩れてしまうのは申し訳ないです!」
室鶴彗:(任務任務...それに振り落とされたら大変だ)
三鉾 瑠璃:「わたくしのことは気にしないで、平気よ!」
室鶴彗:「はい!楽しまれているならよかった!」
三鉾 瑠璃:脚でしっかりとバイクに巻き付いているし、というのは内緒だけれど。
相馬 白百合:(~~♪)サイドカーから見える景色はいつもより世界が低く、いつもより風を切る感覚が鋭い。
室鶴彗:「猫ですか...にしてもなんだか不思議な案件ですね」
相馬 白百合:「そうね。当てのない旅路も素敵だけれど、私たちの終着駅は虎猫さんだものね」
室鶴彗:「猫探しのツーリング、で終われば何よりですけど、そうもいかなさそうですね」
三鉾 瑠璃:「ここから見つかればお話は早いのだけれど……」 きょろきょろと見渡しつつ。
三鉾 瑠璃:その時。「……あら? 支部長さんからだわ」
室鶴彗:「情報でしょうか」
三鉾 瑠璃:ポシェットに入れていた端末を片手で器用に取り出し、内容を確認する。
三鉾 瑠璃:「第4支部にお願いしていた情報が届いたそうよ。ええと……」
三鉾 瑠璃:「トラちゃんは、人間の言葉が分かって……でも……あら、あら」
室鶴彗:「どうしました?」
三鉾 瑠璃:室鶴さんからは見えないだろうが、すこーしだけ顔を赤くして。
三鉾 瑠璃:「え、ええと……トラちゃん、とっても……男の子、なんですって」
室鶴彗:「...あー...そういう...」押し黙る。なぜこっちに連絡を入れてくれなかったのか。支部長。
相馬 白百合:「ふふっ、トラちゃん。私と会った時も恋を示していました」くすくすと笑う。
三鉾 瑠璃:「と、ともかく、そういうことで……行方はわからないみたいなんですけども!」 取り繕うように言葉を続ける。
室鶴彗:「下手したらお二人の力を借りることになるかもしれません、ね」
相馬 白百合:「あら……心配ね。言葉がわかる猫。そういうのを欲しがる”敵”はこの街にも潜んでいるわ」
室鶴彗:「と、いいますと」
相馬 白百合:「FHセルの一つね。動物の扱いに長けているわ」
室鶴彗:「まるで悪徳サーカスですね」
相馬 白百合:「ええ! まったく、やんなっちゃう!」ぷんすこ
三鉾 瑠璃:「ひどいあつかいを受けているなら、そういうのはいけないわね」
室鶴彗:「早く捕まえないと、ですね」
室鶴彗:「そうそう、こちらでも一つ」
相馬 白百合:「あら、トラちゃん見つかりまして?」
室鶴彗:「そうであれば本当に今からツーリングへ...といけるのですが」
室鶴彗:「先日のトラック事故、あれは襲撃事件だったようで。」
室鶴彗:「積み荷が一部被害に、アニマル・オーヴァードが脱走したそうです」
三鉾 瑠璃:「ニュースでは、たくさん服を積んでいたって言っていたけれど。こちらのお話だったのね」
相馬 白百合:「トラック事故、脱走したアニマル、しゃべるトラちゃん、FHセルの影……つながってきましたね」
相馬 白百合:「ふふっ、競争ね! FHセルと、私たちUGNの!」
室鶴彗:「はい...早く対処しないと大事になる感じがします。たぶん、直感ですけど」
三鉾 瑠璃:「悪い人たちに捕まる前に、トラちゃんを見つけて差し上げないと」
相馬 白百合:「では、参りましょう! 室鶴さん、ギアを上げてくださる?」
室鶴彗:「分かりました、つかまってください!」
三鉾 瑠璃:ぎゅ、っと更に強く。室鶴さんに抱きつく。「ええ、飛ばしてくださいな!」
室鶴彗:風を切る。女性のエスコートはうまくいっているだろうか....
室鶴彗:それにしても、なんというか。
室鶴彗:この方は。体にとても密着してこないか...?
三鉾 瑠璃:「室鶴さん、ぼーっとしては危ないですよ?」「ささ、わたくしは大丈夫ですから」
室鶴彗:「っ、安全運転で行きます!」
相馬 白百合:「あら、それだと間に合わないわ。できるだけ、迅速に。よ、室鶴さん!」
室鶴彗:冷静にいこう。事件に集中しよう。なんなら母のことを考えよう。今日も任務だろうか。無茶していないだろうか、今日の晩飯はどうするかなあ....。
室鶴彗:「飛ばします、よ!」
三鉾 瑠璃:「そうこなくては!」
相馬 白百合:「そうこなくては!」ぱちん。小さくウインクを飛ばす。
室鶴彗:何なんだ今日は。一体。
GM: 
GM:シーンカット。ロイスの取得と調達が可能です。
室鶴彗:バイク 相棒〇/お前だけが頼りだ
相馬 白百合:室鶴 彗 〇素敵なお兄さん/でも、もう少し胸を張って?
三鉾 瑠璃:室鶴彗 P:◯信頼/N:隔意 で!
室鶴彗:ボデマいきます!
室鶴彗:2dx+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 9[4,9]+1 → 10

相馬 白百合:5dx+3=>20 ブラックアビス対象
DoubleCross : (5R10+3[10]>=20) → 10[1,3,5,7,10]+5[5]+3 → 18 → 失敗

三鉾 瑠璃:調達はボデマチャレンジ
室鶴彗:失敗!以上!
三鉾 瑠璃:4dx+1>=12
DoubleCross : (4R10+1[10]>=12) → 10[1,1,4,10]+4[4]+1 → 15 → 成功

三鉾 瑠璃:買えました! ので、室鶴さんに差し上げます。
室鶴彗:あ、ありがとうございます
GM: 

【ミドルフェイズ3】

GM:◆◆◆◆◆
GM:Middle-03
GM:◆◆◆◆◆
GM:引き続き情報収集シーン! シーンプレイヤーは相馬さん、他任意登場!
相馬 白百合:48+1d10
DoubleCross : (48+1D10) → 48+8[8] → 56

室鶴彗:1d10+46
DoubleCross : (1D10+46) → 8[8]+46 → 54

三鉾 瑠璃:シーンイン:三鉾 瑠璃の侵蝕:+2(1d10->2) ((侵蝕:65->67))
GM:集めてもらう情報はこちら!
■情報収集■
・"トラキチ"の行方〈情報:UGN、噂話〉8
・"ズーキーパー・スリー"について〈情報:UGN、裏社会〉9
・"ズーキーパー・スリー"の手駒について〈情報:UGN、裏社会〉9
室鶴彗:とらきち行きます!コネUGN!
室鶴彗:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 10[2,8,8,10]+5[5]+1 → 16

三鉾 瑠璃:"ズーキーパー・スリー"について 調べます。コネ:UGN使用。
三鉾 瑠璃:5dx+2>=9
DoubleCross : (5R10+2[10]>=9) → 8[2,4,6,7,8]+2 → 10 → 成功

三鉾 瑠璃:ぎりぎり成功です!
相馬 白百合:5dx=>9 "ズーキーパー・スリー"の手駒について〈情報:UGN、裏社会〉9
DoubleCross : (5R10[10]>=9) → 10[2,6,8,10,10]+6[5,6] → 16 → 成功

相馬 白百合:めっちゃ知ってた
GM:皆さんなんなく成功させてくるな……情報開示!
・"トラキチ"の行方
N市第九地区内の公園で、所謂「猫の集会」が行われている場所がある。
猫が集まるスポットに、"トラキチ"も出没するだろう。
→トリガーシーンが解放されました。
・"ズーキーパー・スリー"について
"ズーキーパー・スリー"は現在、"トラキチ"に狙いを定めている。
"トラキチ"を追っていけば衝突は必至だろう。
また、今回人間としては単独で動いているが、アニマル・オーヴァード・エージェントを複数使役している。
・"ズーキーパー・スリー"の手駒について
"シンゲツ隊"と呼ばれるカラスの群れと、"ミカヅキ"と呼ばれるツキノワグマを使役している。
"シンゲツ隊"はキュマイラ/オルクス、"ミカヅキ"はキュマイラのアニマル・オーヴァードだ。
GM: 
室鶴彗:空気はひんやりとしてきている。風が少し冷たいだろうか。
室鶴彗:お嬢様方は...冷えていないだろうか。ブランケットなんかを用意しておけばいいかなんて考えながら。
室鶴彗:バイクを日中走らせたが、どの猫もどこかに消え去ってしまう。
室鶴彗:日が陰り...星が瞬き、月が出て...
室鶴彗:やっとのことで猫を一匹追いかけることに成功した。
相馬 白百合:「見逃しちゃダメよ、今度こそ追いかけるの!」
室鶴彗:「はい!」
三鉾 瑠璃:「ええ、絶対に!」
三鉾 瑠璃:言いつつ、駆けていくが。ポシェットの震えに気を取られ、派手に転んでしまう。「きゃっ!」
室鶴彗:この辺りはバイクショップがある。道を覚えておいてよかった。
室鶴彗:「だ、大丈夫ですか...?」すんでのところで支える。
三鉾 瑠璃:「わ、わたくしのことはいいから、猫ちゃんを!」
室鶴彗:「相馬さん!」
相馬 白百合:「っ! 『止まりなさい!』」彼女が纏うは幻想種たるユニコーンの《獣の臭い》。その威圧は雑兵猫にも——
:ぴたりと止まる! 効果てきめん!
相馬 白百合:「——ええ、そう。良い子ね」しなやかなステップで、ゆっくりと近づいていく。
室鶴彗:「おお...」
三鉾 瑠璃:「まあ……」 室鶴さんに支えられたまま、その光景を見ている。
室鶴彗:「あ、す、すみません」
三鉾 瑠璃:「あっ……ありがとうございます……はしたないところをお見せしました」
室鶴彗:そういって体制を整える。
室鶴彗:「いえ、お怪我がないようで安心しました」
三鉾 瑠璃:「うふふ……本当に、騎士様みたいでしたよ」
室鶴彗:「っ!」顔がばっと赤くなる。走ったことによるものではなく。
室鶴彗:(な、何なんだ一体...!)
三鉾 瑠璃:「今日一日、バイクでのツーリングもとっても楽しいですし」「頼りになる方とご一緒できて、とてもうれしいです」
室鶴彗:(
室鶴彗:(エージェントたるもの冷静に....母さん、俺どうすれないいの)
室鶴彗:「こちらこそ。頼りになります。」どうも気恥ずかしさで顔を直視できない。
三鉾 瑠璃:「室鶴さん、どうかされました?」「お顔が、少し赤く……」
室鶴彗:月と星の灯に照らされる彼女は、とてもきれいに見えた。
三鉾 瑠璃:ぐっ、と少し身体をにじり寄らせて、下から覗き込むように。
室鶴彗:「いっ、いっ、いえ、大丈夫です。ははは..」
室鶴彗:「っ!?」
三鉾 瑠璃:瑠璃色の瞳が、月の光を反射して、室鶴さんを見つめている。
室鶴彗:「す、少し体が火照っただけで...ジャケットが熱いですね...ハハハ...」
三鉾 瑠璃:「あら、でしたら」
室鶴彗:ジッパーを下げる。首元があらわになる。健康そうながっしりとした体だ。
三鉾 瑠璃:「わたくし、少し身体が冷えてきたところなので……」
三鉾 瑠璃:「よろしければ、お貸しいただけませんか?」
室鶴彗:「もちろん。...汗臭くないといいんですけど」
室鶴彗:そういってジャケットを脱ぐ。袖元が調整の効くものなので、サイズの大きさで戦闘の邪魔になることはないだろう。
三鉾 瑠璃:「うふふ、そんなことありません」「今日一日、後ろに座っていたのですから、室鶴さんの匂いくらいはわかります」
室鶴彗:「に、においですか」
三鉾 瑠璃:「……ふふ。とても、温かいですね」
室鶴彗:「変なにおいとかしなければいいんですが...」
三鉾 瑠璃:大きめの袖を口元にやって、微笑む。
室鶴彗:「そうですよ!これ、結構高くていいやつなんですよ」
三鉾 瑠璃:「あら、あら! そんな素敵なものを。ごめんなさい」
室鶴彗:「それで...いつでも着れて...温度調節もしやすくて...」
室鶴彗:なんというか。これが興味のない恋愛ドラマで見た”彼シャツ”というものだろうか。
室鶴彗:この感じは。なんだ...?
三鉾 瑠璃:「また、ぼーっとしていらして……お熱でもあるのかしら?」
室鶴彗:「......」
三鉾 瑠璃:背伸びをするように。小さな手を、室鶴さんの額に、ぺた、と。
室鶴彗:「ッッ!?」
三鉾 瑠璃:「まあ、とっても熱い!」
室鶴彗:「オーヴァードなのに代謝の管理もできないなんて、母さんに叱られますね」
室鶴彗:そっと手をもとに戻して。自分の手は少し震えている。
室鶴彗:慣れない異性の手に... 呆然としている
三鉾 瑠璃:「お辛ければ、いつでもおっしゃってくださいね?」
室鶴彗:「はい.
室鶴彗:エージェントとして失格だ。俺は。しっかり仕事しなければ。
室鶴彗:自分のほほをたたく。
室鶴彗:「いけます。事件を解決しましょう。」
三鉾 瑠璃:「ふふ、先程より、意識がはっきりなさったみたい」
三鉾 瑠璃:そして、ジャケットを脱いで。室鶴さんにお返しする。
室鶴彗:甘いにおいがする...。
三鉾 瑠璃:「ありがとうございます。お陰様で、温まりました」「いざという時に、破いてしまったら困りますし、早めにお返ししますね」
室鶴彗:「はい、ならよかったです」
三鉾 瑠璃:にっこりと、微笑んで。
室鶴彗:ばさりと羽織って。気合を入れる。
室鶴彗:エージェントなんだから。この町を守るんだから。母にあこがれて始めたUGNエージェント。
三鉾 瑠璃:「あっ……猫ちゃん。白百合さん、捕まえられたでしょうか」
三鉾 瑠璃:「ふふ……わたくしとしたことが」
室鶴彗:にしても、この香しい甘い匂いは、慣れない。
三鉾 瑠璃:「室鶴さんに、ついつい、夢中になってしまっていました」
室鶴彗:「どうして俺なんかに...?」
三鉾 瑠璃:「あら、あら!」
三鉾 瑠璃:「レディの口からそういうことを言うのは、はしたない、のですよ?」
三鉾 瑠璃:そう言って、軽やかに。白百合さんのいる方向へ駆けていく。
室鶴彗:「.......。」
室鶴彗:大きなため息。
室鶴彗:思わず座り込んで。
室鶴彗:俺は何をやっているんだ!ほんとうに!!
相馬 白百合:月明かりに照らされた白い髪の毛を、夜闇に輝く閃光のように靡かせる。
相馬 白百合:猫を抱え、ぺたぺたと足を鳴らす少女の方へと振り向く。
室鶴彗:星みたいだなあ、なんて顔を上げてぼんやりしながら。
相馬 白百合:「ふふっ、かわいい子でしたね」二人の顔を一度ずつ見て、ゆっくりと喋る。
三鉾 瑠璃:「まあ、猫ちゃん!」「ごめんなさい、足手まといになってしまって」
相馬 白百合:「いいえ、三鉾さんには三鉾さんの探し物があったのでしょう?」
三鉾 瑠璃:「そうでした……!」 言われて、ポシェットの中をガサゴソ。端末をチェックし始めます。
室鶴彗:ハッとする。支部長、情報。仕事仕事。
室鶴彗:立ち上がって、少しクラっとする。めまいではないだろう。鍛えているのだから。
相馬 白百合:目線を下から上に。室鶴さんの目を見据えて。
相馬 白百合:「見つかりましたか?」
室鶴彗:(俺は...かわいいのか...???)
室鶴彗:目が合う。その瞳に射抜かれる。
相馬 白百合:「猫ちゃんではありませんよ。大切な、心の探し物」
室鶴彗:「...ねこなら...見つかったんじゃないですかね...?」
室鶴彗:「えっアッ違うんですか」
室鶴彗:「....よく...まだ...分かんないんですけど...」
相馬 白百合:「ふふっ、この子は猫違い。でも、貴方の白いキャンパスを彩るのは?」
相馬 白百合:そういって、チラリと目線を横に流す。その先には青い少女の影。
室鶴彗:「まだその色はわかんないです.......。」
相馬 白百合:「それとも?」
相馬 白百合:ゆっくりと指を自分の方に向ける。
相馬 白百合:「ふふっ」
室鶴彗:「は...?」
室鶴彗:「......二人そろってやめませんか、本当に」
室鶴彗:助けてくれ、母さん
相馬 白百合:「どうして?」
室鶴彗:俺はどうにかなりそうだ。
室鶴彗:「ど、どうしてって」
相馬 白百合:「無垢な少女の純粋な気持ち。それはまだ文面のない手紙」
相馬 白百合:「宛名は、誰になるのかしら」
相馬 白百合:「ねぇ」
室鶴彗:「恋愛とか...よく分かんないし...きっと俺じゃなくて別の...」
相馬 白百合:「あら、恋愛なんて言ってないのに」
相馬 白百合:そういって、再びくすくすと笑います。
相馬 白百合:「おませさん。ね」
室鶴彗:息を深く吸おうとして、吸えない。
室鶴彗:「なっ...ばっ...!」
室鶴彗:げほっと、変な咳が出て。
室鶴彗:いよいよ足に力が入らなくなってきた。
相馬 白百合:「ふふっ、でも良いのよ。初めてはいつだって純白の積雪に足跡をつけるようなもの」
室鶴彗:酩酊しているような、そんな。
相馬 白百合:「私は幻想種のユニコーン。司るは”純粋”。感じるの彼女の気持ち、貴方の気持ち」
相馬 白百合:「素直になってみて。きっと楽しいわ」
室鶴彗:言葉に蕩かされそうだ。
相馬 白百合:「——さて、三鉾さん。首尾はいかが?」
室鶴彗:もう一度頬をたたく。今度はめいっぱい。
三鉾 瑠璃:少し離れたところで端末に目を通していたが、白百合さんの言葉に反応して顔を上げる。「ええ、首尾は上々ですよ」
室鶴彗:「何か情報は?」
三鉾 瑠璃:「やっぱり、トラちゃん。例のセルに追われてるみたいで」
三鉾 瑠璃:「あと、他にも……アニマル・オーヴァードを従えてたり」「詳しくは、これを」 お二人の端末にも同じものを送信。
相馬 白百合:「やっぱり……不穏な空気があるのよね。空も黒が増えてきている気がするわ」情報を見て、空を飛ぶ烏の数に意識を向ける。
室鶴彗:端末を取り出す。妙にその冷たさに安心する。なんでだっけ。
三鉾 瑠璃:「とにもかくにも、トラちゃんの行きそうな場所が分かればよいのですけれど……」
相馬 白百合:「猫ちゃん、なにかご存じでなくて?」
:その言葉を聞き……猫は、キミの手の内からぴょこんと飛び跳ねる。目の前に着地。
相馬 白百合:「あら!」
:尻尾を立てて数歩歩き、後ろを振り替えって「にゃあ」と鳴く。まるで、ついてこい、というように。
三鉾 瑠璃:「まあ、呼んでいるのかしら?」
室鶴彗:「...猫は気楽だなあ...」
相馬 白百合:「あらあら! そうね、そうよね! 私、案内されたのだったわ!」とっとっと、小走りで追いかけます。
三鉾 瑠璃:「もう、室鶴さん! 黄昏れてないで!」
三鉾 瑠璃:ぼーっとしている青年の手を取って。
室鶴彗:勢いよく自分の口をばっと押えて
三鉾 瑠璃:「ほら、今度こそ、見失わないようにしましょう!」
室鶴彗:(あったか...なんで片手暖かいんだ?)
室鶴彗:「は、はい」
室鶴彗:「い、行きましょう」
三鉾 瑠璃:「ええ!」 笑顔で応え、白百合さんの背中を追い駆けていきます。
室鶴彗:風邪にしては。だるさもなく。ほかの症状もなく
室鶴彗:ただ、甘い何かが。まとわりつくような、揺蕩うような。
GM: 
GM:シーンカット。ロイスの取得と調達が可能です。
室鶴彗:現実 食傷/非現実的〇
三鉾 瑠璃:室鶴彗 P:◯信頼/N:隔意→P:◯信頼/N:執着 へ。表は変わらずPです。
相馬 白百合:ロイス保留で
三鉾 瑠璃:購入は……獣化まで着られたら、くらいでボデマを。
三鉾 瑠璃:3dx+1>=12
DoubleCross : (3R10+1[10]>=12) → 4[3,4,4]+1 → 5 → 失敗

三鉾 瑠璃:失敗。以上です。
相馬 白百合:5dx+3=>20 ブラックアビス対象
DoubleCross : (5R10+3[10]>=20) → 8[2,3,4,4,8]+3 → 11 → 失敗

相馬 白百合:以上!
室鶴彗:応急手当!
室鶴彗:2dx+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 8[4,8]+1 → 9

室鶴彗:心の応急手当。ゲットです 以上
GM: 

【ミドルフェイズ4】

GM:◆◆◆◆◆
GM:Middle-04
GM:◆◆◆◆◆
GM:シーンプレイヤーは相馬さん、他任意登場!
三鉾 瑠璃:シーンイン:三鉾 瑠璃の侵蝕:+7(1d10->7) ((侵蝕:67->74))
室鶴彗:1d10+58
DoubleCross : (1D10+58) → 2[2]+58 → 60

相馬 白百合:56+1d10
DoubleCross : (56+1D10) → 56+6[6] → 62

GM:-----
GM:N市 第九地区 公園
GM:-----
猫たち:「んなぁ~」「にゃ~ご!」「うにゃ、うにゃ」
GM:先程の猫に連れられてやってきたのは、多数の猫たちが集う、所謂「猫の集会」場。
GM:果たして、その中には。
三鉾 瑠璃:「まあ、まあ! たくさんの猫ちゃん!」
室鶴彗:「とらきちは...」
"トラキチ":『……っかぁ~!! またダメかよ!!』
室鶴彗:「あいつか!」
相馬 白百合:「なんてお話してるのかしら——なんて、思う間もありません」
GM:がっくりと、肩を落とす……そういった表現が似合うほど、落ち込んだ一匹の虎猫の姿もありました。
室鶴彗:「哀愁漂ってますね」
三鉾 瑠璃:「写真で見たのとおんなじ、きっと彼がトラちゃんね」
室鶴彗:「さて、どうつかまえましょう」
相馬 白百合:「そうね……普通にやったら逃げられてしまいそう」
三鉾 瑠璃:「室鶴さんに裏から回ってもらって、囲い込むというのはどうかしら?」
室鶴彗:「分かりました、やってみます」
相馬 白百合:「そしたら、私が彼らに『命令』するから。お願いね」
室鶴彗:「お願いします」
室鶴彗:ぐるりと距離をとって移動する。足音を立てないように、静かに。
三鉾 瑠璃:「それじゃあ、わたくしも捕まえる準備を……」 影をゆっくりとトラちゃんの方へ伸ばしていく。
相馬 白百合:「『ねぇ、あなたたち。じっとして、私の方を見て?』」イージーエフェクト《獣の臭い》を宣言。幻想種の”格”で雑種に圧をかけたいです。
猫たち:「ふなっ!?」「にゃ、にゃあ!」「うにーっ」各々びっくりしたような声を上げながら、突如やってきたドエレー"圧"にビビるねこたち。
猫たち:その場からぴくりとも動かずに、ただ一点、圧の出所を凝視しています。
相馬 白百合:「ふふっ、『そう、それでいいの』良い子ね」
三鉾 瑠璃:室鶴さんが反対側に回りきったのを確認し、目配せ。
"トラキチ":『ヨソモノだから食いつきが悪いのか……って、なんだなんだ!?』周りに気が付き、仰天。
室鶴彗:とらがらの猫めがけて...腕を伸ばす!半ば飛び込むように!
三鉾 瑠璃:「——ふっ!」 影から“触腕”を伸ばし、トラちゃんに絡みつく!
"トラキチ":『わっ……こら、何しやがるオスガキ! 毛並みが乱れんだろ……どわーっ!?』腕に触腕にぐるぐる巻き、どったんばったん大騒ぎ。
相馬 白百合:「きゃっ……!」あられもない
室鶴彗:「こ、こら、暴れるな!」
三鉾 瑠璃:「ん、もう! おとなしくしなさーい!」
"トラキチ":『ふざけんな、離せコラ……!』暴れていますが、とりあえず抑え込む事には成功しました。
室鶴彗:「ふーっ...捕まえた。」
相馬 白百合:「三鉾さん! 室鶴さん!」たったったと、猫にはけて貰い駆け寄ります。
室鶴彗:「もう逃げるんじゃないぞ」
三鉾 瑠璃:大丈夫そうなので、トラちゃんは室鶴さんに任せて、触腕をしまいます。「ふー、悪い猫ちゃんね」
室鶴彗:「上手くいきました。」二っと笑って。「三鉾さんの協力あってのものです」
三鉾 瑠璃:「まあ!」「ふふ、引っかかれたりはしていないかしら?」
"トラキチ":『お前ら、UGNか……? いやだー、あんな雌(おんな)っ気のないところに戻りたくないーっ!!』あくまで抵抗する構えのトラキチ。
室鶴彗:「長袖なんで、こいつ、元気だな...!うおっ」
相馬 白百合:「ふふっ、じゃれついてるみたいね」
三鉾 瑠璃:「ほんとに元気な『男の子』だこと……」
室鶴彗:「そうだ。もう安心しろ。フラれる心配はないからな。」
三鉾 瑠璃:「でもね、ここにいては危ないのよ?」「悪い人たちが、あなたを探してるんだから」
"トラキチ":『あんだってぇ……?』
相馬 白百合:「ええ、早く参りましょう。大丈夫。貴方の純潔は私たちが守ってみせるわ」
GM:ここで、ちょっとした判定を。失敗してもお話しは進みますが、成功するとちょっといいことがあります。
室鶴彗:「そうだぞ、ほら、早く服ん中入れ。」
GM:・トラキチをなだめる 【肉体】or〈交渉〉 目標値10
相馬 白百合:6dx+5=>10
DoubleCross : (6R10+5[10]>=10) → 10[6,7,9,10,10,10]+6[3,4,6]+5 → 21 → 成功

GM:めちゃめちゃわからせられます。
三鉾 瑠璃:7dx>=10 【肉体】
DoubleCross : (7R10[10]>=10) → 10[4,6,7,8,8,9,10]+1[1] → 11 → 成功

室鶴彗:2dx=>10
DoubleCross : (2R10[10]>=10) → 9[6,9] → 9 → 失敗

"トラキチ":『オレは自由を謳歌するんだ~ッ』まだ暴れていますが。
室鶴彗:「お、待て、暴れんなって...!」「痛った!」噛まれた!
室鶴彗:「しまっ...!」流体のように飛び出てしまうトラキチ
三鉾 瑠璃:「……もう、いけないコ」
"トラキチ":『今だ……!!』猫特有のしなやかさで逃げようとするが。
三鉾 瑠璃:トラちゃんの疾駆より速く。少女の足元から影が伸び、猫に追い付き、
三鉾 瑠璃:「おいたは、だめよ?」 灰色の触腕がぎゅるん!とトラちゃんの身体を巻き取る。
三鉾 瑠璃:そのまま回収。
"トラキチ":『ぐえっ!?』
三鉾 瑠璃:「まったく! 噛んじゃうなんて、ひどいコ」「ねえ、白百合さん。どうにかトラちゃんにも納得してもらえないかしら?」
室鶴彗:「おお!」
相馬 白百合:すっ……と、トラキチの前に立ちます。
相馬 白百合:「トラキチさん?」微笑みを浮かべ、優しい声をかけます。
相馬 白百合:「『ダメよ?』」”圧”もかけます。
相馬 白百合:「まだ」
相馬 白百合:「”男の子”でいたいでしょう?」
室鶴彗:(ヒッ)
室鶴彗:(...どうして俺が?)
相馬 白百合:にっこりと笑います。笑顔は捕食者の表情。
"トラキチ":『ひっ……にゃ、猫権(にゃんけん)を主張する……同意のない手術、はんたい……』すっかりおとなしくなりました。
相馬 白百合:「ええ、了承します。捕虜の扱いは丁重に」
三鉾 瑠璃:「まあ、にゃんけん、ですって!」
室鶴彗:「ふー、これで一件落着ですね」
相馬 白百合:「猫権、尊重致しましょうね」
室鶴彗:「サクッと帰りましょう。新手が来る前に」
相馬 白百合:「ええ、また風を感じたいわ!」
室鶴彗:(にゃんけん...)
三鉾 瑠璃:「トラちゃん、白百合さんとサイドカーにお乗りになって?」「バイクも楽しいわよ!」
室鶴彗:「そしたらとらきちは服の中だな。腰のとこしっかりしぼめれば大丈夫でしょう。」
室鶴彗:「あ、そうかサイドカー」
相馬 白百合:「あらあら、トラキチさん。どっちになさるの?」
相馬 白百合:「ふふっ、お二人とも息がぴったりだから」
相馬 白百合:「ね?」
室鶴彗:「どっちでもいいぞ、猫権使え。」
三鉾 瑠璃:「まあ!」 息がぴったり、という言葉に。
"トラキチ":『……じゃあ、サイドカーで……』
室鶴彗:「じゃあそれで。」
相馬 白百合:「あらあら、選んでくださったのね。それでは、トラキチさん。どうぞ私とご合席にて参りましょう」
三鉾 瑠璃:「やどりちゃ……支部長さんも、あまり遅くなっては困ってしまうわ」「急いで帰らないと!」
GM:……一件落着、そんな空気が流れかけたところで。
”ズーキーパー・スリー”:《ワーディング》。
室鶴彗:「!」
三鉾 瑠璃:「……これは」
猫たち:ただならぬ気配に、猫たちが方々に散っていきます。
相馬 白百合:「……私たちのお仕事は子猫探し。そして、彼らもまた同じ——幕が上がるわ!」
室鶴彗:「...いい前菜になればいいですね。」
”ズーキーパー・スリー”:「……おやおや、これで退散しない……ということは、まぁ、分かっていましたが。そちらもご同業で」ツナギ姿の男が一人。
三鉾 瑠璃:「まあ、まあ!」「前菜か、それとも主菜かしら?」「どちらでも構わないのだけど」
相馬 白百合:「安心してね、トラキチさん。貴方のことは私たちが護るから」そっと、後ろの方へ。
室鶴彗:「ええ、あんたほど悪徳じゃあないですけどね」一歩前にでる
"トラキチ":『お、おう!』ばっちり隠れる。
三鉾 瑠璃:その場から動かず、にこやかに男を見つめる。
”ズーキーパー・スリー”:「私たちのセルも、その猫……トラキチ、でしたっけ? そちらでのコードは……その子に、用があるんですよねぇ」
相馬 白百合:「猛獣使いさんね? 私はじゃじゃ馬。邪魔するの」
室鶴彗:「すみませんね、生憎、こちらで保護しちゃったんで。」
三鉾 瑠璃:「おうちに帰る準備をしてたのに」「夜遊びはいけないのよ?」
”ズーキーパー・スリー”:「……ふむ。素直にお譲りいただけない。……はい、分かってましたが。それならば、力尽く、ですねぇ」
室鶴彗:「...来ます!」
三鉾 瑠璃:「まあ、まあ!」
相馬 白百合:「あらあら」
”ズーキーパー・スリー”:男の背後から影が続々現れる。無数の烏と、一頭の熊。
三鉾 瑠璃:「力尽く、だなんて」「悪いヒト」「でも、そういうのも嫌いではないわ」
室鶴彗:「熊!」
"シンゲツ隊":「カー!」「クァー!!」闇夜だというのに、気にせず空を舞う烏たちと。
"ミカヅキ":「グォォォォ!!」咆哮する、熊。
室鶴彗:(カラスはまだしも、熊はやばい)
三鉾 瑠璃:「怖いの? 室鶴さん」 そっと、身体に触れて。
室鶴彗:「こっちの熊は俺が行きます!」砂場の砂をつかみ、空中に舞わせ...銃へと変換させる!
室鶴彗:「大丈夫ですよ、そちらこそ夜目が効くカラスなんてろくなもんじゃないですから」
三鉾 瑠璃:「うふふ、勇ましいこと! “騎士様”は、そうでなくては」
室鶴彗:「気を付けてください。」
三鉾 瑠璃:自分の心配をされたことに、目を丸くして。「……ええ!」
相馬 白百合:「——ふふっ。そうなると、私の相手が猛獣使いさんかしら」
相馬 白百合:「では、参りましょう。幻想種が一角、”無垢なる白/ブランピュール”。清らかに!」
GM: 
GM:シーンカット。ロイスの取得と調達が可能。調達はラストチャンス!
室鶴彗:ロイスは....
室鶴彗:保留で.......
三鉾 瑠璃:ロイスは保留。調達は……UGNボデマを途中まで着ようチャレンジ。
相馬 白百合:ロイス 虎猫の名前をトラキチに変更し、P感情を庇護にします。
三鉾 瑠璃:2dx+1>=12
DoubleCross : (2R10+1[10]>=12) → 8[7,8]+1 → 9 → 失敗

三鉾 瑠璃:失敗で以上です。
室鶴彗:ボデマください!
室鶴彗:2dx+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 6[5,6]+1 → 7

相馬 白百合:6dx+3=>20 ブラックアビス対象
DoubleCross : (6R10+3[10]>=20) → 10[4,6,6,6,8,10]+3[3]+3 → 16 → 失敗

室鶴彗:以上!
相馬 白百合:以上!
GM: 

【クライマックス】

GM:◆◆◆◆◆
GM:Climax
GM:◆◆◆◆◆
GM:全員登場!
室鶴彗:1d10+60
DoubleCross : (1D10+60) → 6[6]+60 → 66

三鉾 瑠璃:シーンイン:三鉾 瑠璃の侵蝕:+7(1d10->7) ((侵蝕:74->81))
相馬 白百合:62+1d10
DoubleCross : (62+1D10) → 62+9[9] → 71

"ミカヅキ":「グォォォォォ!!」大熊から放たれる強烈な《ワーディング》が君たちのレネゲイドを根底から揺さぶる!
GM:衝動判定! 難易度は9!!
三鉾 瑠璃:4dx>=9
DoubleCross : (4R10[10]>=9) → 7[1,4,4,7] → 7 → 失敗

室鶴彗:4dx>=9
DoubleCross : (4R10[10]>=9) → 7[1,4,4,7] → 7 → 失敗

相馬 白百合:3dx+1=>9 衝動判定
DoubleCross : (3R10+1[10]>=9) → 4[2,4,4]+1 → 5 → 失敗

室鶴彗:2dx+1>=9
DoubleCross : (2R10+1[10]>=9) → 4[1,4]+1 → 5 → 失敗

三鉾 瑠璃:衝動判定:三鉾 瑠璃の侵蝕:+12(2d10->4,8) ((侵蝕:81->93))
相馬 白百合:71+2d10
DoubleCross : (71+2D10) → 71+12[8,4] → 83

室鶴彗:2d10+66
DoubleCross : (2D10+66) → 15[8,7]+66 → 81

GM:戦闘開始……の前に、おしらせ。
GM:先程の判定に成功しているため、NPCカードが手に入ります。
相馬 白百合:わーい!
GM:NPCカード
"トラキチ"/《勝利の女神》Lv3
ラウンド1回まで使用可能。判定直後、達成値に+9。

室鶴彗:お!
三鉾 瑠璃:おー! トラちゃんえらい……
GM:ラウンド一回、お好きなタイミングでご活用ください。
GM: 
GM:それでは、クライマックス戦闘開始!
GM:まずはセットアップから!
室鶴彗:無し!
GM:の前にエンゲージだよ!
相馬 白百合:なし!
GM:(PC)-5m-("シンゲツ隊"・"ミカヅキ"・"ズーキーパー・スリー")
GM:あらためてセットアップ!
三鉾 瑠璃:セットアップあります!
GM:エネミーズはありません。
三鉾 瑠璃:コンボ“スキュラの執着”《ターゲットロック》《攻性変色》 侵蝕[+6]
対象:単体 射程:視界 シーン間、対象への攻撃力[+24]

三鉾 瑠璃:対象は“ミカヅキ” 少しだけ演出させてください。
三鉾 瑠璃:三鉾 瑠璃の侵蝕:+6 ((侵蝕:93->99))
GM:演出どうぞ!
三鉾 瑠璃:少女は微動だにしない。ただ、長い髪が風に揺れ、月の光を反射して煌めく。
三鉾 瑠璃:その月光にて生まれるもの————影。
三鉾 瑠璃:少女は動かない。だが、その足元、小さな体躯に相応しく小さな影だったそれが、ざわめくように、急速に膨張を始める。
三鉾 瑠璃:やがて、膨張した影は一つの形を——三ツ首の犬と、太い触腕が蠢く、“スキュラ”のフォルムを取って。
三鉾 瑠璃:隣にいる者であれば、聞こえるだろう。猛犬の、微かながら、地獄の底のような唸り声を。
三鉾 瑠璃:「うふふ。逃しませんよ」
相馬 白百合:(ふふっ、やっぱり美しいのね)
室鶴彗:(頼りになるな)
GM:それでは戦闘イニシアチブ順処理!
GM:まずはイニシアチブ9、室鶴くんの手番!
室鶴彗:うす!
室鶴彗:コンボ《クラックヒッター》コンセントレイト《モルフェウス》lv2ハンドレッドガンズlv5カスタマイズlv2魔弾の悪魔lv2!
室鶴彗:メジャー ▼クラックヒッター 《コンセントレイト:モルフェウス》《カスタマイズ》
室鶴彗:マイナー 《ハンドレッドガンズ》 射撃/攻撃力+9/射程30mの武器生成
室鶴彗:3+81
室鶴彗:侵蝕84
室鶴彗:メジャー ▼クラックヒッター 《コンセントレイト:モルフェウス》《カスタマイズ》!
室鶴彗:6dx@8+3
DoubleCross : (6R10+3[8]) → 10[1,1,1,1,3,8]+2[2]+3 → 15

室鶴彗:7dx@8+3
DoubleCross : (7R10+3[8]) → 10[1,3,7,8,8,8,9]+7[1,3,6,7]+3 → 20

GM:対象はどいつかな!
室鶴彗:魔弾の射手はふくんでおりますか!?
室鶴彗:悪魔!
GM:魔弾の悪魔は今このタイミングで使うと達成値を+10出来るエフェクト!
室鶴彗:使って達成値+10!
室鶴彗:30!対象は熊!!
"ミカヅキ":ガード。ダメージをどうぞ。
室鶴彗:4d10+9
DoubleCross : (4D10+9) → 15[1,6,7,1]+9 → 24

GM:そこそこの痛手。演出どうぞ!
室鶴彗:相手は熊だ。範囲攻撃に意味はない。
室鶴彗:空中に漂わせた銃を操作し、狙いを一点に。額。
室鶴彗:どう撃てばいいか、どうすればいいか。動物も人も変わらない...!
室鶴彗:拳を振る。それは当たらずとも、弾が当たる!
室鶴彗:「いっけえ!!」
室鶴彗:ただ一点のみ、緻密な照準による効果的なダメージ!
室鶴彗:「攻撃するときは、
室鶴彗:「最大火力、だ!!」
"ミカヅキ":「グオッ……!」額に着弾。血飛沫が上がるが、戦意は未だ衰えていない。
室鶴彗:「さすがに硬い!追撃お願いします!!」
三鉾 瑠璃:「ええ、まかせてちょうだいな!」
GM:続いて行動値6! シンゲツ隊の行動!
相馬 白百合:「さあ、お次はどなたがお披露目してくださるの?」
"シンゲツ隊":マイナーアクションは放棄。
"シンゲツ隊":メジャー。
"シンゲツ隊":《C:キュマイラ》Lv3+《魔獣の衝撃》Lv2+《崩れる大地》Lv2+《要の陣形》Lv4+《完全なる世界》Lv4
"シンゲツ隊":対象:3体へのRCによる射撃攻撃。対象はPC全員。
"シンゲツ隊":12dx7+4 命中
DoubleCross : (12R10+4[7]) → 10[1,2,3,3,4,5,6,7,8,9,10,10]+10[3,4,6,7,8]+10[2,9]+10[9]+5[5]+4 → 49

三鉾 瑠璃:暴走!リアクション不可!甘んじて受けます!
相馬 白百合:暴走リア不!
室鶴彗:暴走!
"シンゲツ隊":5d10+5+12 ダメージ
DoubleCross : (5D10+5+12) → 21[6,9,2,3,1]+5+12 → 38

"シンゲツ隊":命中時、シーン中ドッジダイス-2個(マイナーで効果解除可能)。
"シンゲツ隊":装甲有効!
三鉾 瑠璃:実はボデマがあったら生きてたことが発覚してびっくりしてる!HPゼロ!リザレクト!
三鉾 瑠璃:リザレクト:三鉾 瑠璃の侵蝕:+3(1d10->3) ((侵蝕:99->102))
相馬 白百合:1d10 軽減込みでアウト! リザレクト!
DoubleCross : (1D10) → 8

三鉾 瑠璃:現在HP:三鉾 瑠璃のHP:+3 ((HP:0->3))
室鶴彗:リザレクト!すみません三鉾さん!
室鶴彗:1d10
DoubleCross : (1D10) → 1

室鶴彗:侵蝕+1!89!
"シンゲツ隊":「カーッ!!」「ォアーッ!!」カラスの群れが続々と突貫!! クチバシが君たちを傷つける!!
三鉾 瑠璃:「きゃっ!」 腕で身体を庇うが、想像以上の鋭い突きに地に伏せる。
室鶴彗:「痛っ!!!大丈夫ですか!!」確実にえぐってくる。猛攻。
相馬 白百合:「きゃあ!」髪の毛や服を啄まれてしまう。
"シンゲツ隊":突貫を終えた後も君たちの元にバサバサと纏わりつき、回避運動を妨害してくる!
三鉾 瑠璃:「んもう! しつこいったら!」
室鶴彗:「がっ、チッ、クソっ離れろ!」狙いがつけにくい!
相馬 白百合:「うっとしいの!」
GM:続いてイニシアチブ5、ミカヅキの手番。
"ミカヅキ":マイナー。
"ミカヅキ":《完全獣化》Lv2+《破壊の爪》Lv2+《剛身獣化》Lv4+《ハンティングスタイル》Lv2
"ミカヅキ":肉体ダイス増加、素手データ変更、素手攻撃力上昇。装甲値獲得、戦闘移動。
"ミカヅキ":PC達のエンゲージへ突入。
"ミカヅキ":メジャー。
"ミカヅキ":《C:キュマイラ》Lv3+《獣の力》Lv7+《増腕》Lv3
"ミカヅキ":対象:範囲選択。対象はPC全員。
"ミカヅキ":13dx7+4 命中
DoubleCross : (13R10+4[7]) → 10[1,1,2,2,3,4,4,7,8,9,9,10,10]+10[1,3,7,8,8,9]+10[1,2,5,8]+2[2]+4 → 36

三鉾 瑠璃:暴走リア不!
室鶴彗:リア不!
相馬 白百合:リア不!
"ミカヅキ":4d10+10+8+14 ダメージ
DoubleCross : (4D10+10+8+14) → 21[6,10,3,2]+10+8+14 → 53

"ミカヅキ":装甲有効!
室鶴彗:死!リザレクト!
相馬 白百合:1d10 当然リザレクト!
DoubleCross : (1D10) → 3

室鶴彗:1d10
DoubleCross : (1D10) → 9

三鉾 瑠璃:“ミカヅキ”にロイス取得、タイタス化して即時復活!
三鉾 瑠璃:「——いいわ、相手になってさしあげましょう」
室鶴彗:侵蝕98!
三鉾 瑠璃:現在HP:三鉾 瑠璃のHP:+12 ((HP:3->15))
"ミカヅキ":「グルォォォ!!」ツキノワグマが大地を蹴って駆ける。そしてそのまま、君たちの下へ雪崩れ込み……爪を振り回す!!
室鶴彗:「しまっ...!」とっさに二人の前へでる
"ミカヅキ":大熊の膂力は人体にとって圧倒的脅威。さらにただのクマではなく、このクマはアニマル・オーヴァードなのだ!!
室鶴彗:「があああ!!」肉をえぐられる。体が吹き飛ぶ。
"ミカヅキ":ただ爪を振り回す、それだけで破壊を周囲に撒き散らす!!
三鉾 瑠璃:だが、一歩遅く。「……かはっ……!」 柔い肌に穴が開く。黒いドレスを、更に黒が濡らしていく。
室鶴彗:「ガハッ...!」急激に回復する。「ッ畜生...!」
相馬 白百合:「くうっ……!」追撃の爪に膝を付く。白い衣装が紅に染まる。
GM:続いてイニシアチブ4! PC有利なので相馬さんか三鉾さんの手番!
三鉾 瑠璃:先に動きます!
相馬 白百合:お先にどうぞ!
三鉾 瑠璃:では。コンボ“ケルベロスの疾駆”
三鉾 瑠璃:マイナー:《完全獣化》《白熱》[侵蝕+9] シーン間【肉体】判定ダイス[+4]個、素手データ変更
三鉾 瑠璃:三鉾 瑠璃の侵蝕:+9 ((侵蝕:102->111))
三鉾 瑠璃:メジャー:《コンセ:ウロボロス》《シャドーテンタクルズ》《神獣撃》[侵蝕+5] 対象:単体 射程:10m 攻撃後、《完全獣化》解除
三鉾 瑠璃:(9+3)dx7+2 装甲・ガード有効 ダメージ:[+45+6D10]
DoubleCross : (12R10+2[7]) → 10[2,3,4,6,8,9,9,10,10,10,10,10]+10[1,4,4,6,7,7,8,10]+10[1,5,6,7]+10[10]+2[2]+2 → 44

三鉾 瑠璃:対象は、“ミカヅキ”!
"ミカヅキ":ガード!
三鉾 瑠璃:5D10+45+6D10
DoubleCross : (5D10+45+6D10) → 33[10,9,5,7,2]+45+31[10,2,2,8,1,8] → 109

三鉾 瑠璃:3桁乗った!
三鉾 瑠璃:三鉾 瑠璃の侵蝕:+5 ((侵蝕:111->116))
GM:……
GM:……!?
GM:そ、そのダメージ量は……
"ミカヅキ":落ちます! "ミカヅキ"撃破!!
三鉾 瑠璃:よしっ!
GM:演出どうぞ!
三鉾 瑠璃:「よくも、お二人を」「よほど、命が惜しくないご様子」
三鉾 瑠璃:“影”は既にそこに、“ミカヅキ”の足元へ。灰色の触腕が8本、退路を断つように迫る。だが、触腕は『目くらまし』に過ぎない。
三鉾 瑠璃:暗い“影”の中、光るものがある。闇夜に這い出でた三ツ首の犬の顎には、獄を煮詰めた紅い炎が燃え盛り。
三鉾 瑠璃:「……ふふ。ええ、お待ちかね」「勝負を挑まれたからには、受けて立つのが礼儀よね」
三鉾 瑠璃:「——さあ、御飯の時間よ、“ケルベロス”」
三鉾 瑠璃:『待て』を解かれた猛犬が、一斉に“ミカヅキ”に襲い掛かる!
"ミカヅキ":「ゴッ! ゴアッ……!!」襲い来る獣の首に対して、抗おうとするも……手が足りない! 食い付かれ、食いちぎられていく!
三鉾 瑠璃:「ええ、ええ」「その2本の腕では、足りませんとも」
三鉾 瑠璃:端から順に、無に帰していく。……だが、一片。
三鉾 瑠璃:“ケルベロス”が唸りを上げ、首を振った時。肉のかけらが、室鶴さんの腹を汚す。
室鶴彗:腹に生暖かいものが当たる。
室鶴彗:(ッ...!)
三鉾 瑠璃:「あっ……ごめんなさい」「わたくしとしたことが、はしたない」 駆け寄る少女は、先程と変わらず見えて。
室鶴彗:「だ、だいじょうぶです、ははは、は」
室鶴彗:(笑え。笑ってごまかせ。)
三鉾 瑠璃:ハンカチで、そっと肉を拭い。「ふふ、これで大丈夫」
室鶴彗:「すみません、汚してしまった」
室鶴彗:「この借りは、必ず返します」
GM:イニシアチブ4継続! 続いて相馬さん!
相馬 白百合:マイナーで暴走解除
相馬 白百合:メジャー ▼魔獣の懐柔 《コンセントレイト:ソラリス》《アニマルアタック》《錯覚の香り》《獣の臭い》
相馬 白百合:8dx@8+2
DoubleCross : (8R10+2[8]) → 7[1,1,1,2,2,5,6,7]+2 → 9

相馬 白百合:えっ
相馬 白百合:《妖精の手》入れます
三鉾 瑠璃:“トラキチ”の加護を!!!!
相馬 白百合:”トラキチ”!
室鶴彗:トラキチーッッ
GM:妖精の手承認! トラキチでもどっちでもいいよ! 両方でもいい
相馬 白百合:どっちも入れよう! 100%超えれば打点出る!
相馬 白百合:1dx8+12
DoubleCross : (1R10+12[8]) → 10[10]+7[7]+12 → 29

相馬 白百合:侵蝕率(妖精) 94→98
相馬 白百合:トラキチ分を加算して、達成値37!
GM:OK! NPCカード使用承認!
GM:対象は!
相馬 白百合:対象はズーキーパー・スリー!
”ズーキーパー・スリー”:ドッジ!
”ズーキーパー・スリー”:5dx>=38
DoubleCross : (5R10[10]>=38) → 10[1,7,8,8,10]+8[8] → 18 → 失敗

GM:ダメージください
相馬 白百合:4d10+6
DoubleCross : (4D10+6) → 20[4,4,7,5]+6 → 26

”ズーキーパー・スリー”:装甲で4点弾いて22点もらう! 結構痛い……
相馬 白百合:まあまあね
GM:演出どうぞ!
相馬 白百合:一歩前に立ち、すっ……と手を挙げる。
相馬 白百合:「私たちは獣。宿すは闘争」
相馬 白百合:そして、それをゆっくりと振る。刻まれるは一定のリズム。
相馬 白百合:とーん、とーん。まるで指揮者のように。
相馬 白百合:「私たちは爪。引き裂くは敵」
相馬 白百合:そして、その指揮下に集うは数多の影。
相馬 白百合:「私たちは牙。噛み砕くは悪」
相馬 白百合:闘争本能を活性化させたその姿は正に獰猛なる”魔獣”の群。
相馬 白百合:「私たちは——白」
相馬 白百合:——手が振り下ろされる。
相馬 白百合:「裁くは、黒」
相馬 白百合:刹那、周囲を囲い込んでいた爪が、牙が、獣達が一斉に襲い掛かる!
”ズーキーパー・スリー”:「く……分かっていましたが、"ミカヅキ"を倒すほどのエージェント達……やりますね……」ツナギを傷だらけにしながら独り言ちる。
相馬 白百合:「ふふっ、貴方より、私の方が猛獣使いとして相応しいかもしれませんね」
相馬 白百合:その微笑みは、うら若き乙女のように。
GM:行動値4の最後! "ズーキーパー・スリー"の手番。
”ズーキーパー・スリー”:マイナー放棄。
”ズーキーパー・スリー”:メジャー。
”ズーキーパー・スリー”:《さらなる力》Lv2+《流血の胞子》Lv2+《中和剤》Lv2
”ズーキーパー・スリー”:対象を未行動にし、邪毒ランク2を付与し、その後暴走以外のBS全回復。
”ズーキーパー・スリー”:対象は"シンゲツ隊"。
”ズーキーパー・スリー”:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 3[2,3] → 3

"シンゲツ隊":ガード。
"シンゲツ隊":未行動状態になり、邪毒を受け、そして回復します。
”ズーキーパー・スリー”:「さて。どちらが猛獣使いとして相応しいか。……分かってないようですね。お教えしましょう」パチンと指をな鳴らす。その音で、カラス達が俄かに騒ぎ出す。
相馬 白百合:「教えて貰えるのは構わないのだけれど……ふふっ」
相馬 白百合:チェーン宣言 ▼ユニコール・コントロール 《リフレックス:ソラリス》《錯覚の香り》《束縛の領域》
相馬 白百合:達成値に対して対決ロール。成功した場合、それを失敗させます。
相馬 白百合:8dx@8+2
DoubleCross : (8R10+2[8]) → 10[1,1,2,4,5,5,9,9]+10[4,8]+7[7]+2 → 29

”ズーキーパー・スリー”:なん……だと……
”ズーキーパー・スリー”:では「射撃攻撃」だった先程の行動は失敗になります!
相馬 白百合:侵蝕率 104+9=113
相馬 白百合:呼吸を合わせ、体動を読み取る。
相馬 白百合:一角獣の領域内において、同位相の存在は許可されない。
相馬 白百合:ゆえに彼女は模る。鏡写しのように、仇名す者/ズーキーパー・スリーの動きを模倣する。
相馬 白百合:そして——
相馬 白百合: 
相馬 白百合:「そこは既に、私の”領域”ですよ」
相馬 白百合: 
相馬 白百合:——”否定”する。
相馬 白百合:人智を超えた幻想の行使。それが、幻想種”ユニコーン”の権能。
相馬 白百合:「『跪いて』」
"シンゲツ隊":カラス達が、墜落するように地に伏し、動かなくなる。
”ズーキーパー・スリー”:「な……馬鹿な!? こんなことは知らない……分かりませんよこんなの……!!」激しく狼狽!
相馬 白百合:「ふふっ、これが猛獣使いとしての”格”の違い」
相馬 白百合:「雑種と幻想種の違いです」
GM:ではクリンナップ! なんにもないので、つづいて2ラウンド目のセットアップ!
相馬 白百合:ないよ!
室鶴彗:無しっ
GM:エネミーズは相変わらずなしです。
三鉾 瑠璃:コンボ“スキュラの執着”《ターゲットロック》《攻性変色》 侵蝕[+6]
三鉾 瑠璃:対象:単体 射程:視界 シーン間、対象への攻撃力[+32] 対象は“ズーキーパー・スリー”
三鉾 瑠璃:三鉾 瑠璃の侵蝕:+6 ((侵蝕:116->122))
GM:では、イニシアチブ順! 行動値9の室鶴くんから!
室鶴彗:行くぞ!
室鶴彗:マイナー 《ハンドレッドガンズ》 射撃/攻撃力+9/射程30mの武器生成!
室鶴彗:侵蝕+3で101!
室鶴彗:メジャー ▼デットシューター 《コンセントレイト:モルフェウス》《カスタマイズ》《クリスタライズ》!
室鶴彗:行きます!
室鶴彗:とらきちのロイスをタイタスに!ダイス+10!
室鶴彗:19dx@7+3
DoubleCross : (19R10+3[7]) → 10[1,1,1,2,3,3,3,4,5,5,5,6,6,6,8,8,9,9,10]+10[5,5,7,7,9]+10[5,8,9]+4[4,4]+3 → 37

室鶴彗:魔弾の悪魔で達成値+10!
GM:攻撃対象は!
室鶴彗:ズーキーパー・スリー!
”ズーキーパー・スリー”:ドッジ!
”ズーキーパー・スリー”:5dx>=47
DoubleCross : (5R10[10]>=47) → 10[1,3,4,8,10]+2[2] → 12 → 失敗

”ズーキーパー・スリー”:無理! ダメージください!
室鶴彗:5d10+19
DoubleCross : (5D10+19) → 27[7,4,8,3,5]+19 → 46

GM:装甲無視で飛んでくるんだなぁ……そのダメージは、落ちます!
室鶴彗:侵蝕+14、現在値115!
GM:演出どうぞ!
室鶴彗:ヨシ!
室鶴彗:畜生。
室鶴彗:かばわれてばっかりだ。俺は。
室鶴彗:あれだけ訓練を積んで。あれだけ若いのにエージェントとして働いて。
室鶴彗:母と猛特訓して。
室鶴彗:それなのに。
室鶴彗:(女の子二人護れないようじゃ、街なんて護れるわけねえだろうが!!)
室鶴彗:無数の拳銃を集約させる。生み出すは対物ライフル。
室鶴彗:走る。
室鶴彗:数歩先、ベストなタイミングで手に取る。走る。
室鶴彗:構える。狙う。
室鶴彗:ごりっと、胸に銃口が当たる音。
室鶴彗:(女の子に手ェ出しやがって。)
室鶴彗:「吹っ飛べ、クソ野郎ッ!!」
室鶴彗:零距離で、砲弾とも呼べるそれは爆発する...!!
”ズーキーパー・スリー”:「う、おぉ……!? UGN……理解を越えた、強さでしたねぇ……」どさりと、人影が崩れ落ちる。
室鶴彗:「馬鹿野郎。」銃床を地面に着ける
室鶴彗:「手前程度がUGNに勝てるわけねえだろうが。」振り返り、歩き出す。
室鶴彗:銃は墓標のように月明りに影を落とし、
室鶴彗:砂となって夜風に流されていった。
GM:続いてイニシアチブ!行動値6のシンゲツ隊の手番!
"シンゲツ隊":マイナーを放棄。
"シンゲツ隊":メジャー。
"シンゲツ隊":《C:キュマイラ》Lv3+《魔獣の衝撃》Lv2+《崩れる大地》Lv2+《要の陣形》Lv4+《完全なる世界》Lv4
"シンゲツ隊":対象:3体へのRCによる射撃攻撃。対象はPC全員。
三鉾 瑠璃:リア不!!!
室鶴彗:リア不!
"シンゲツ隊":12dx7+4 命中
DoubleCross : (12R10+4[7]) → 10[2,4,4,5,5,5,6,6,7,9,10,10]+10[4,7,8,10]+10[2,3,7]+10[10]+6[6]+4 → 50

相馬 白百合:ドッジ!
GM:君凄い回すね???
室鶴彗:死!
相馬 白百合:ドッジ ▼《リフレックス:ソラリス》《命の盾》《錯覚の香り》
相馬 白百合:11dx@7+2
DoubleCross : (11R10+2[7]) → 10[1,1,2,5,6,8,8,8,9,9,10]+10[2,7,7,8,9,10]+10[2,4,4,7,9]+5[5,5]+2 → 37

相馬 白百合:《妖精の手》を宣言!
GM:承認!
相馬 白百合:1dx7+42
DoubleCross : (1R10+42[7]) → 4[4]+42 → 46

相馬 白百合:《トラキチ》を宣言! 達成値+9!
相馬 白百合:合計、55!
GM:では相馬さんはドッジ成功!
GM:残りの二人に向けてダメージ!
"シンゲツ隊":6d10+5+12 ダメージ
DoubleCross : (6D10+5+12) → 27[6,7,2,2,9,1]+5+12 → 44

GM:装甲有効!
三鉾 瑠璃:吹き飛びます! “トラキチ”のロイスをタイタスにして昇華!
室鶴彗:死!ZGLセルをタイタスにして昇華!
"シンゲツ隊":「ア、ガァーッ!!」主を倒された怒りからか、平伏していたカラス達が再び飛び上がる! 急襲!!
室鶴彗:「嘘だろオイ!」ジャケットを翻し、三鉾さんの方へ投げる!!
室鶴彗:(間に合うか...!?)
三鉾 瑠璃:「……あっ」 衣より速く。嘴が飛来し、貫かれる。
三鉾 瑠璃:その傷を影が覆い、肉体を構成し直す。「ごめんなさい……ジャケット、汚してしまいました」
室鶴彗:「クソっ!」貫くは喉、薄着となった腹に、胸に、突き刺さる。
室鶴彗:「あ、ぁ、ぁ、あ、あー...はは、大丈夫ですよ、替えがあるんですから」
室鶴彗:ゴホゴホ言わせながら。声帯もいっぺんに再生しつつ
室鶴彗:「は、しまった相馬さん!!」
三鉾 瑠璃:「——きっとだいじょうぶ。彼女なら」
相馬 白百合:羽舞うように、風踊るように。白き光が闇夜に線を描く。
相馬 白百合:仇名す嘴の弾丸は、宙を貫く。
相馬 白百合:「ふふっ、結構なお手前ですこと」先を見据えるは”彼女”の力。日々の鍛錬は、裏切らない。
"シンゲツ隊":「……!!」空を切ったことが信じられないというように、カラスが周囲を旋回する。
GM:続いて行動値4組! 相馬さんと三鉾さんのお二人! 好きな順番でどうぞ!
三鉾 瑠璃:先動きます!
三鉾 瑠璃:コンボ“ケルベロスの疾駆”
三鉾 瑠璃:マイナー:《完全獣化》[侵蝕+6] シーン間【肉体】判定ダイス[+4]個
三鉾 瑠璃:メジャー:《コンセ:ウロボロス》《シャドーテンタクルズ》《神獣撃》[侵蝕+5]  対象:単体 射程:10m Mp終了後、《完全獣化》解除
三鉾 瑠璃:対象は“シンゲツ隊”!
GM:来い!
三鉾 瑠璃:三鉾 瑠璃の侵蝕:+6 ((侵蝕:122->128))
三鉾 瑠璃:(9+3)dx7+2 装甲・ガード有効 ダメージ:[+13+6D10]
DoubleCross : (12R10+2[7]) → 10[1,2,2,4,5,6,6,6,6,6,7,10]+4[2,4]+2 → 16

相馬 白百合:《妖精の手》による支援を行います! 幻想種の共同作業!
三鉾 瑠璃:ありがたくいただきます!
三鉾 瑠璃:1dx7+22
DoubleCross : (1R10+22[7]) → 2[2]+22 → 24

"シンゲツ隊":ドッジ!
三鉾 瑠璃:出目が低い……ッ!
"シンゲツ隊":5dx ドッジ
DoubleCross : (5R10[10]) → 7[2,2,2,4,7] → 7

GM:ダメージください!
三鉾 瑠璃:3D10+13+6D10
DoubleCross : (3D10+13+6D10) → 19[3,9,7]+13+25[5,5,2,4,4,5] → 57

GM:装甲で8点弾いて……こいつのHPは40しかない! 爆発四散、戦闘終了! あなたたちの勝利だ!
GM:演出どうぞ!
三鉾 瑠璃:「あなたの主はもういないのに」「それでも向かってくる。可愛そうなコ」
三鉾 瑠璃:影を奔らせ、カラスの足元に。そこに、とーん、とーん、と音がする。
三鉾 瑠璃:「……あら、この音は」
相馬 白百合:「『集まりなさい』『静まりなさい』」
相馬 白百合:「『おやすみなさい』」
相馬 白百合:重圧を纏った言霊による存在否定。
相馬 白百合:彼女の領域下において、逆らえる生物なんて——それこそ幻想だ。
三鉾 瑠璃:カラスの動きが鈍る。少女の“格”は、この鳥とは——違う。
室鶴彗:「はは、こりゃすごいや...」
三鉾 瑠璃:「うふふ! なんて素敵な声」「なんて、素敵な重み」「ユニコーン! 本当に、素敵ね!」
相馬 白百合:チラリと三鉾さんに向いて、小さくウインク。
三鉾 瑠璃:言いつつ、彼女の真似をして。指揮者のように、指を振る。
三鉾 瑠璃:「お食べなさいな、お食べなさいな!」「今日はお腹いっぱいになるまで、好きなだけ!」
三鉾 瑠璃:灰色の触腕が、鳥を地に叩き落とす。その足元には、紅い炎の牙。黒い犬のあぎと。
三鉾 瑠璃:断末魔を上げる暇があったかどうか。その黒い羽を一枚も残すことなく、影にすべて呑まれて消える。
三鉾 瑠璃:「……うふふ。ごちそうさま」
三鉾 瑠璃:三鉾 瑠璃の侵蝕:+5 ((侵蝕:128->133))
室鶴彗:「まったく......なんておてんばなお姫様だ。本当に。」へらっと笑って二人にひざまづく。
室鶴彗:「帰りましょう、お姫様。」すっと、手を伸ばして
三鉾 瑠璃:「ええ、ええ!」「でも、その手だけじゃ足りないわ」
三鉾 瑠璃:「両手を伸ばしてくださいな!」「じゃないと、わたくし達は二人ですもの」
相馬 白百合:「そうね! 貴方の騎士様、どうか今宵は私も守ってくださいな」
室鶴彗:「はは、ご所望のままに。」もう片方も出して。
三鉾 瑠璃:伸ばされた手の片方をきゅっと握り返して。
相馬 白百合:「まるで”幻想の護り手”さんね」片方の手を優しく添えて。
室鶴彗:「さ、凱旋といきましょうか、姫君。」
室鶴彗:いつの間にか夜は明けて。
室鶴彗:柔らかな日差しが、騎士と、二人の姫君を暖かく包み込んでいた。
GM: 

【バックトラック】

GM:◆◆◆◆◆
GM:Backtrack
GM:◆◆◆◆◆
GM:今回はEロイスなんて洒落たものはないよ! 各々残ロイス本数・現在侵蝕値・倍率を宣言してバックトラックダイスを振りな!!
相馬 白百合:げぇーっ Eロイスくん!
三鉾 瑠璃:侵蝕値は現在133! 残ロイスは4個! 通常振りは絶対ムリなので倍振りします!
三鉾 瑠璃:133-8D10
DoubleCross : (133-8D10) → 133-37[8,3,9,4,1,1,8,3] → 96

三鉾 瑠璃:あっぶな!!! 帰還です!
相馬 白百合:ロイス ズーキーパー・スリー 敵意/憐憫〇
相馬 白百合:これで合計6個! でも倍振ります! 怖いから!
相馬 白百合:126-12d10
DoubleCross : (126-12D10) → 126-48[3,2,2,4,5,10,1,5,5,6,4,1] → 78

室鶴彗:倍振り!
室鶴彗:115-10d10
DoubleCross : (115-10D10) → 115-60[5,7,6,8,9,5,7,2,3,8] → 55

GM:全員帰還!! おめでとうございます!!
室鶴彗:ただいま。帰還!
GM:経験点の配布。いつもの5点、シナリオ達成点5点、D/Eロイス0点、それに最終侵蝕ボーナス足して 今回は皆倍振りだから13点かな
GM:お納めください!
相馬 白百合:ありがとうございます!
室鶴彗:ゴチになります!
GM:GMも全員合計を3で割って1を足して14点を受け取ります。むしゃむしゃ。
三鉾 瑠璃:いただきます!もぐもぐ。
GM: 

【エンディング1】

GM:◆◆◆◆◆
GM:ED1
GM:◆◆◆◆◆
GM:-----
GM:N市 第九支部
GM:-----
速水 やどり:「……皆さん、本当にお疲れさまでした。一日仕事にさせてしまい、申し訳ありません……」翌日。第九支部に"トラキチ"を連れてきた君たちを、労う声。
三鉾 瑠璃:「うふふ、とってもヤンチャなコでしたからね」
室鶴彗:「あー、俺はいいんで、お二人が...」
相馬 白百合:「あら、ご謙遜はおやめになさって」
相馬 白百合:「騎士様、でしょう?」
三鉾 瑠璃:「やどりちゃ……支部長さん! 室鶴さんが、一日バイクで駆け回ってくださったのよ」
室鶴彗:「んな大層なもんじゃないですよ」
速水 やどり:「ふふ、お二人をしっかりとエスコートしてくださったようで、なによりです」微笑んで。
三鉾 瑠璃:「白百合さんも、動物さんたちをいともたやすく手懐けて」「とっても素敵だったわ」
室鶴彗:「はい、あれが無かったらどうなっていたことか」
相馬 白百合:「ありがとう。三鉾さんのお食事もとっても美しかったわ」
室鶴彗:(少しぞくりとして)
相馬 白百合:「そして、室鶴さんもとってもカッコ良かった!」
室鶴彗:「あ、ハンカチ」
三鉾 瑠璃:「まあ!」「あまり、気分のいい見世物ではなかったでしょうけど」
相馬 白百合:「私たち、良いチームだったわね!」
室鶴彗:「そんなことは...お二人に大変な思いをさせてしまった」
三鉾 瑠璃:「うふふ、本当に!」
室鶴彗:「はい。とても助かりました。」
室鶴彗:「そうだ...後でハンカチ買います」
室鶴彗:「汚してしまったので」
三鉾 瑠璃:「買うだなんて……そこまでしていただかなくても平気よ?」
相馬 白百合:「ふふっ、室鶴さん。ハンカチも良いけれど」
相馬 白百合:「白紙のキャンパスに描く色、宛名のない手紙に記す名前」
相馬 白百合:「心の中に用意された席に案内する”一人”は決まったかしら?」
室鶴彗:「なっばっ」
三鉾 瑠璃:白百合さんの「詩」のような言葉の意図が読めず、きょとん、としている。
室鶴彗:「それは....その....」しどろもどろ。
室鶴彗:「すみません」
相馬 白百合:「純粋な気持ちを受け入れて。素直な感情を——あら?」
室鶴彗:「少し傲慢なのは分かりますが、考えさせてください」
室鶴彗:「答えは今日中に出します」
室鶴彗:「それまでは...少し、休んでいてください」
室鶴彗:「お二人揃って徹夜されたんですから。」
相馬 白百合:「そうね! ふふっ、素敵な日を迎えられそうね。三鉾さん!」
三鉾 瑠璃:「……?」「そうおっしゃるのであれば、お言葉に甘えて、少しお休みをいただきますね」
三鉾 瑠璃:ふあぁ、と、口元に手をやり、少しあくびをして。
室鶴彗:「おやすみなさい、姫君」
相馬 白百合:「ええ、参りましょう」三鉾さんに手を差し出して。
三鉾 瑠璃:「ええ」「では、支部長さん、室鶴さん」「おやすみなさいませ」
室鶴彗:「おやすみ。」
相馬 白百合:「おやすみなさいませ」微笑み、ぱたりとドアを閉める。
室鶴彗:ドアが閉まったのを確認すると。
室鶴彗:「支部長~~~助けてください~~~」何とも言えない情けない声で。
速水 やどり:「……お二人が、だいぶ振り回してしまったみたいですね?」苦笑して。
室鶴彗:「どうして猫を探す案件で俺が女性二人に迫られてるんですか!!」
室鶴彗:「俺なんかしました!?」
室鶴彗:「そんな...そんな姫呼ばわりすんの良かったんですかね!?」
室鶴彗:「自分で言っててこいつおかしいって思ってたんですよ!」
室鶴彗:「おれはとらきちみたいに旺盛じゃない...」
室鶴彗:ふらふらと応接用のソファーに座り込んで。
速水 やどり:「UGNに長くいると、その辺の距離感が独特になる方も多くいらっしゃいますね」冷静に。
室鶴彗:「...はい」
速水 やどり:「大事なのは、ゆっくり考えて決めることですよ。もちろん、『急には決めない』ということを決め直すのも、また選択です」ぴ、と指を立てて。
室鶴彗:「っ....」
室鶴彗:「はい、支部長」
室鶴彗:「でも俺は...きっと先延ばしにしたら失礼だと思うんです」
室鶴彗:「それぐらい好意を抱いてもらって。」
室鶴彗:「その責任は、とらないとって。」
速水 やどり:「……ふふ、それはそれで眩しいですね」ふっと微笑んで。
速水 やどり:「最初の問い……『何かしたか』に応えるのなら、えぇ。『真摯に向き合った』からでしょう」
室鶴彗:「こんなこと初めてで。」
室鶴彗:「真摯に、ですか」
速水 やどり:「だから、向き合い続ければ。きっと、答えは出るはずですよ」
室鶴彗:「...分かりました」
速水 やどり:「……もちろん、冷静な頭で、という前提が入りますけどね。あなたもしっかりと休んでから、考えてみてくださいね」
室鶴彗:「すみません、情けない泣き言言って。」
室鶴彗:「あ、....」
室鶴彗:「はい。」負けたように。
速水 やどり:「……ふふ、『こういうこと』は本当に難しい事ですから。思いつめ過ぎないようにだけは注意ですよ。支部長からのアドヴァイスです」
室鶴彗:「ありがとうございます。速水支部長」
室鶴彗:立ち上がる。「少し頭冷やしてきます」
速水 やどり:「はい、行ってらっしゃいませ。本当に、お疲れさまでした……頑張ってください」
室鶴彗:「ありがとうございます、本当に。」
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【エンディング2】

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GM:ED2
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室鶴彗:猫を捕まえたその日のうち。
室鶴彗:季節外れの暑さが、体を熱する。
室鶴彗:捕まえて、日が昇り...
室鶴彗:時刻は午後12時。
室鶴彗:支部、屋上。
室鶴彗:蜃気楼のようなものが見える程に暑い日だ。
室鶴彗:呼び足した彼女が。そのドアを開く。
相馬 白百合:「あら、あらあら」
室鶴彗:「こんにちは」
室鶴彗:「寝ていたところすみません」
室鶴彗:「お呼びだてしてしまって」
相馬 白百合:「いえ、良いのですよ」
室鶴彗:暑い。汗がつぅっと、額から首にかけて落ちる。
室鶴彗:それは彼女も同じようで。
室鶴彗:じんわりと、甘い怠い香りが、する
室鶴彗:「...その。」
相馬 白百合:「純粋無垢な感情の本流。行き着く先、見つかりました?」
室鶴彗:車の音。
室鶴彗:信号機のアラーム。
相馬 白百合:風の音。
相馬 白百合:小鳥の声。
室鶴彗:今この瞬間だけは、どうか
室鶴彗:静かにしてほしい。
室鶴彗:「...はい」
室鶴彗:まっすぐ相貌を見据えて。
室鶴彗:綺麗な瞳だ。赤い、紅い...
相馬 白百合:彼は白いキャンパスに色を重ねた。
相馬 白百合:空白の解答欄はそのままに。
相馬 白百合:宛名のない手紙は誰の手元に?
室鶴彗:「すみません」
室鶴彗:音が途切れる。
相馬 白百合:「いえ、良いんですよ」
相馬 白百合:「私も、そのつもりでしたから」
室鶴彗:無音の、自分の心音さえも聞こえない
室鶴彗:「気、遣わせてしまいました」
相馬 白百合:「こちらこそ、弄ぶような真似をしてごめんなさい」
室鶴彗:「いいんです。」
室鶴彗:「曖昧な態度だったのは俺の方ですから」
室鶴彗:顔が歪みそうだ
相馬 白百合:「ふふっ、ではそちらから」
相馬 白百合:「それとも、私から?」
室鶴彗:「それ、は」
室鶴彗:クラクションの音。我に返る
室鶴彗:「俺、は」
室鶴彗:「いや、これは」
室鶴彗:ぐしゃぐしゃな、泣きそうな顔で
室鶴彗:「お互い様、です」
室鶴彗:「すみません、では」
相馬 白百合:「ふふっ、ですね」
相馬 白百合:「いってらっしゃい」
室鶴彗:つかつかと扉へ向かう。
室鶴彗:足が止まる
室鶴彗:肩が震える
室鶴彗:振り返る資格は、俺にはない。
室鶴彗:「...ぃってきます...!」
室鶴彗:階段を駆け下りる。
相馬 白百合:——私が司るは”純潔”。
相馬 白百合:まだ幻想を抱いていたいのです。
相馬 白百合:まだ今を生きていたいのです。
相馬 白百合:この身は未だ、それを超えるに至らず。
相馬 白百合:この心は未だ、それを知るに至らず。
相馬 白百合:私はまだ、”恋”を知るには早すぎる。
相馬 白百合:「上手に、汲み取って頂けました。百点ですよ」
相馬 白百合:「故に——またいつか」
相馬 白百合:”恋”をしたら、また会いましょう。
室鶴彗:甘くて苦い恋の味。
室鶴彗:最後の最後まで、飲み干して。
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【エンディング3】

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GM:ED3
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室鶴彗:予定よりずっと時間が経ってしまった。
室鶴彗:ぐしゃぐしゃの顔を整えて。
室鶴彗:汗臭い体を清潔にして。
室鶴彗:何よりも。
室鶴彗:彼女に渡すハンカチを用意して。
室鶴彗:待たせてしまった。
室鶴彗:これ、というものを探すのに苦労した。
室鶴彗:店員さんに「贈り物ですか?」なんて聞かれたから
室鶴彗:「はい」って返事が裏返って恥ずかしかった。
室鶴彗:地下駐車場。
室鶴彗:バイクのメンテは出来ている。
室鶴彗:二枚目のライダースジャケットも用意した。
室鶴彗:午前12時。
室鶴彗:姫を迎えに行くには、ちょうどいい時間だろう?
室鶴彗:足音がする。
三鉾 瑠璃:「……おまたせしてしまったかしら?」
室鶴彗:「こちらこそ、申し訳ない」
室鶴彗:「あっえっと...」
室鶴彗:やけに声が響く。そのはずだ。
三鉾 瑠璃:青味かかった背まで伸びたサラサラの髪。黒いレース風のワンピース。脚は何故か素足。ぺたっぺたっ、と音を響かせて。
室鶴彗:今日は深夜の案件も無いようで。車の台数も少ない。
室鶴彗:それは星のような青さで。その黒は宙(そら)の果てのようで
室鶴彗:「...きれいだ...」
室鶴彗:「ッッ!」
三鉾 瑠璃:「こんな時間にお呼び出しだなんて」「わるいヒトね」 くす、と笑って。
室鶴彗:「俺は悪い人です。」
室鶴彗:力なく笑って。
三鉾 瑠璃:「本当は寝ている時間なのよ?」「支部長さんも、身体には気をつけるよう、常々おっしゃってるんだから」
三鉾 瑠璃:「でも、今日は特別ね」
室鶴彗:「...はい」
室鶴彗:相貌を見据える。
三鉾 瑠璃:ぺたっ、ぺたっ、と足音が響き、君のすぐ傍へ。
三鉾 瑠璃:「ねえ、今日はどこへ連れていってくださるの?」「わたくし、楽しみで楽しみで!」
室鶴彗:深い青は、暮時の一瞬の青さのようで。
室鶴彗:「まずは、ハンカチを」
室鶴彗:包まれたそれを取り出す。
三鉾 瑠璃:差し出されたそれを、大事そうに両手で受け取って。
室鶴彗:箱を開けると、柔らかな、シルクと思われる薄紅色のハンカチで。
三鉾 瑠璃:「まあ……!」
三鉾 瑠璃:「なんて、きれい!」
室鶴彗:裏返すと。
室鶴彗:赤いゼラニウムの刺繍。
室鶴彗:花言葉はーー
室鶴彗:「君ありて、幸福」
室鶴彗:「俺は、あなたと一緒にいるのが。」
室鶴彗:「そばで、戦えるのが」
室鶴彗:「お互い助け合えるのが」
室鶴彗:「本当にうれしくて、楽しくて」
室鶴彗:「だから、だから...」
室鶴彗:震える。力を入れて、
三鉾 瑠璃:「——ええ、室鶴さん」
三鉾 瑠璃:「わたくしも、とてもうれしいのです」「でも」
室鶴彗:「付き合って下さい。俺のお姫様」
室鶴彗:「で、でも?
三鉾 瑠璃:「……ああ」
三鉾 瑠璃:言われてしまった。先に、先手を。
室鶴彗:くしゃっと顔をゆがめて。
室鶴彗:「また俺、先走りましたね」
室鶴彗:どうしようもないほどに、幸せで
三鉾 瑠璃:「ええ、ええ」「これほど嬉しいことは、他にないのです」
三鉾 瑠璃:「だからこそ、わたくしは、言わなければいけない」
室鶴彗:「はい」
三鉾 瑠璃:「わたくしが、隠していることを」
室鶴彗:「はい」
三鉾 瑠璃:「……本当は、先程来た時に。すぐ、伝えなければいけなかった」
室鶴彗:なんでも受け入れよう、そう思っていた
三鉾 瑠璃:「——目を、閉じてくださる?」
室鶴彗:いいえ、いいえ...俺はあなたのそばにいたい...
室鶴彗:「はい」
室鶴彗:言われるがままに。
三鉾 瑠璃:時刻は12時を過ぎて。魔法はもう解ける時間。
室鶴彗:鐘は鳴るだろうか。
三鉾 瑠璃:少女が小さく言葉を紡ぐと、その「魔法」はいとも容易く解けてしまう。
三鉾 瑠璃:「……さあ、目を開けて」
三鉾 瑠璃:君が最初に目にするのは、なんだろう?
室鶴彗:ふっと、目を開ける
室鶴彗:それは。
三鉾 瑠璃:変わらない少女の顔貌か。
室鶴彗:人の足ではなく。
室鶴彗:それは。
室鶴彗:人の腹ではなく。
室鶴彗:けれど、
室鶴彗:彼女は美しかった。
室鶴彗:そう思えた
三鉾 瑠璃:「——これが、わたくしの、本当のすがた」
三鉾 瑠璃:「もうヒトでなく。これからもヒトとして生きていけないもの」
室鶴彗:「...ちょっと、びっくりしましたけど」
室鶴彗:「それは俺もそうです。」
三鉾 瑠璃:「でも、あなたは……!」
室鶴彗:そう言うと。
室鶴彗:室鶴彗はモルフェウスとして戦っているが
室鶴彗:いるように見せているが。
室鶴彗:本来であれば、エグザイル。
室鶴彗:そちらが前面に出ているはずだ。
室鶴彗:バキ、バキ、と音がする
三鉾 瑠璃:「…………!!!」
室鶴彗:肘が間反対に折れ
室鶴彗:皮が裂け
室鶴彗:足首を起点に骨がもう一本、例えるならば外骨格のそれ。
室鶴彗:片腕が為すは、むき出しの赤黒い銃。
室鶴彗:「引きますか、おれのこと」
室鶴彗:「こういう奴、なんです
室鶴彗:俺は。」
三鉾 瑠璃:「……いいえ、いいえ」
三鉾 瑠璃:「そんなこと、あるものですか」
室鶴彗:「...よかった」
室鶴彗:「...よかったあ...」
室鶴彗:ぱきぱきと、元に戻して。
室鶴彗:皮もオーヴァードの再生能力で。跡形も無かったように。
三鉾 瑠璃:室鶴さんの瞳を、見据えて。
三鉾 瑠璃:ふーっと、一つ息を吐き。
室鶴彗:三鉾さんの瞳を、見据えて。
三鉾 瑠璃:「……わたくしの、姿をみて」「なお、先程の言葉を、言ってくださいますか?」
室鶴彗:くすりと笑って。
室鶴彗:「.....俺の姿を見て」「もういちど、その言葉を言ってくれますか」
三鉾 瑠璃:こくりと、一つ頷いて。
室鶴彗:こくりと、一つ頷いて。
室鶴彗:「どこまで行きましょうか、お姫様」
三鉾 瑠璃:「あなたとなら、どこへだって」「——わたくしの、“幻想の護り手”様!」」
室鶴彗:それから。
室鶴彗:二人で愛車に乗って。
室鶴彗:どこまでも、どこまでも、
室鶴彗:お姫様と騎士様は
室鶴彗:幸せに暮らしましたとさ。
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